
選手たちに届け! 校歌熱唱で活気もたらす/明治大学校歌プロジェクト
「明治大学の校歌をもっと多くの人に歌えるようになってほしい」という願いを込め、5年前から開催されている『校歌プロジェクト』。今年度2回目は明治大学に通う全学年の生徒を対象に開催され、約200人が神宮球場に集い選手たちに熱い声援を送った。
5月19日に行われた東京六大学春季リーグ戦対慶大2回戦。あいにくの空模様ではあったが、多くの学生が球場に詰めかけ声高らかに校歌を斉唱した。試合は序盤から好機をつくり続けた明大が6回表に均衡を破ると、同点に追い付かれた直後の7回表に連打から好機をつくり1点を勝ち越す。9回表にもダメ押しの追加点を奪い、2点リードで9回の裏へ。四死球絡みでピンチを背負い1点を返されるも、最後は松本直投手(情コミ2=鎌倉学園)がしのぎ、観客たちは勝利の瞬間を分かち合った。
連勝で昨年度の明治神宮大会覇者の慶大から2季ぶりの勝ち点を奪った明大。試合途中には降雨に見舞われる場面もあったが、雨にも負けないファンの声援が選手たちを後押しした。春季リーグ戦の2試合で約530人の方にお楽しみいただけた『校歌プロ』は秋季リーグ戦も開催予定。初秋の神宮球場に校歌を響かせ、明大への〝神風〟を吹かせよう。
[冨川航平]
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