
リーグ戦初戦 ペナルティーシュート戦で惜敗/関東学生1部リーグ戦
いよいよ今年度もリーグ戦が開幕した。1部の座を守り、上位に進みたい明大の初戦の相手は昨年度と同様、強豪・専大。第3P、明大が優勢で点差を開き続けたものの、専大の怒涛の追い上げを受け、同点となりペナルティーシュート戦に突入。13―14で惜しくも敗北を喫した。
◆5・18〜6・16 関東学生1部リーグ戦
▼5・18 対専大戦(順大さくらプール)
明大13{3―2、3―3、1―4、3―1、3-4}14専大〇
「第1Pが課題だったのでみんなで修正しようと試合前に話していた」(林大悟主将・営4=千葉敬愛)。開始直後に渡邊十雅(政経4=明大中野)が先制点を決め試合は上々のスタートを切る。専大に2点を奪われるも後半、深山駿太(商4=明大中野)、越智大介(理工4=明大中野)が続けて得点し、明大リードの展開に。迎えた第2P、開始2分に渡邊が力強くシュートを放ち、ゴールを揺らす。そして筒井将登(営3=明大中野)もスピードの乗ったロングシュートを決め、越智も続けざまにゴール。3点差と大きく点差をつけるも後半、専大も意地を見せる。2失点を許してしまい、1点差まで追い上げられたところで前半戦が終了した。
これ以上点差を開かれたくない明大。しかし、第3P序盤、2失点を許し逆転されてしまう。タイムアウトから気持ちを切り替え、深山がゴール前でパスを受け得点し、ガッツポーズ。1点差まで追いつくも第3P終了時点で7―9と、点差を縮めることはかなわなかった。「全然泳げていなくて、大介頼りのオフェンスになったり、カウンターを抜かれてしまった」(林)と体力面が課題として浮き彫りとなる。続く第4P、専大の猛攻に苦しむも兼本翔安(政経2=修道)が好セーブを見せ、オフェンス陣も気合いを入れ直す。その後は互いに猛攻を繰り広げ、明大が4得点の末10-10の同点。決着の舞台はペナルティーシュート戦へ持ち越しに。明大が3人、専大は4人がシュートを決め、最終スコア13-14で悔しくも初勝利を逃した。
次戦は翌日と休まる暇はない。「(日体大は)一番強いチーム。自分たちがどこまでできるのか、何が通用するのか、またその逆で何が通用しないのかを明確にできる試合だと思う。今後のリーグ戦に向けて一つ糧になるだろう」(林)と主将は意気込んで見せた。強敵相手にも屈せず白星を重ね、上位を目指す。
[熊谷実夏]
試合後のコメント
林
――試合を振り返っていかがでしたか。
「単純に悔しいですね。初戦な上、相手は専大なので勝ったら今後のリーグ戦にもすごく影響するので、勝ちたかったです」
――主将としての意気込みをお願いします。
「チームが展開によってマイナスな雰囲気だったとしても、自分が一番声を出してチームを引っ張っていけるような主将になりたいです」
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