第1回 「ハンドボールって?」

1999.01.01
 ハンドボール(送球)は、7人ずつの2組がボールを相手のゴールに投げ入れて勝負を競うスポーツです。走・跳・投という運動における基本三要素を全て求められ、ダイナミックなシュートシーン、スピーディーな試合展開が魅力。日本ではマイナースポーツな感は否めませんが、本場ヨーロッパでは人気スポーツです。

 そこで今回はハンドボールの魅力を伝えるとともに明大ハンドボール部部員を全4回で紹介していきます!

 明大ハンドボール部について。1941年創部の本学。本年度は関東学生春季男子1部リーグ戦で32年ぶり5位入賞という快挙を果たすも秋季リーグ戦では1勝8敗と振るわず1部・2部入替戦で2部降格となりました。しかし、現在は新体制がスタートし、新主将の吉野(商3)を中心に1部リーグ昇格に向け、3年生3人2年生8人1年生9人そしてマネージャー2人の計22人で活動しています。本学ハンドボール部の武器は“ディフェンスからの速攻”。部員は個性あふれるメンバーが揃いアットホームな中にもメリハリをつけた練習の中、日々和泉体育館で汗を流しています。
 ハンドボールの簡単なルール説明。ハンドボールは、ちょうどサッカーのコートを小さくしたようなコートで行います。ゴールもサッカーゴールを小さくしたようなもので、ルールもサッカーとよく似ています。フィールド内には、各チーム、キーパー1人と6人のフィールドプレーヤーがいて、フィールドプレーヤーがボールを手でパスしあって、最終的にボールをゴールに入れるというスポーツです。
フィールドでのプレーヤーについてはバスケットとよく似ています。もちろん足を使うのは禁止です。ダブルドリブルも禁止されています。ちなみに、バスケはボールを持ったまま3歩以上歩くと反則になりますが、ハンドは4歩以上歩くと反則になります。

 つまりハンドボールとは、バスケットのようにボールをまわしながら、相手の陣地へと攻めこんでいき、サッカーのように、キーパーが守っているゴールへとシュートを入れるというスポーツです。

 ポジションについて。ポジションは下記の7種類があり、各ポジションで役割が違ってきます。特に、45°とセンターは攻撃の主となるポジションであり、それらのポジション三つをフローターといいます☆

キーパー<横田(文4)>

 相手のシュートをゴールに入れさせないために、体を使ってボールをとめるのがキーパーの仕事です。
ポスト<田村(政経4)・原(商4)>
 ポストは、ゴールを背中にして、相手のディフェンスライン上で他ポジションの攻撃のサポートをしたり、時にディフェンスの壁を破って、自らもシュートを打ちます。
左サイド<葉玉(農4)>
 左サイドは相手のディフェンスに警戒させ、45°等の攻撃をサポートしたり、サイドシュートからの得点を狙います。
左45°<岡(営4)>
 左45°は攻撃の要であり、シュートも試合の中で多く撃つことになります。
センター<加藤(佳・営2)>
 センターは、チーム全体の指揮をとる人で、45°のポジションとともに、攻撃の起点を作っていきます。
右45°<林(営4)>
 左45°とほぼ同じです。
右サイド<伊藤(法4)>
 左サイドとほぼ同じです。
つまりハンドボールとは・・・バスケのようにボールをまわす!
・サッカーのように豪快にシュートを決める!!
スピーディーでエキサイティングなスポーツである!
あとは・・・
あなたが実際の目で見てみることをおススメします!

近いうちに
明大ハンド部の試合が見られるのは
◎11月22日~12月25日 秋季菅記念ミニミニカップ
・11月24日 対国士大戦 開始時間は15時~
・11月25日 対日大戦 開始時間は16時~
場所は共に国士大多摩体育館

明大ハンド部以外の試合は
◎12月20日~24日 全日本総合ハンドボール選手権大会
・男子は駒沢体育館で各日14時から(決勝のみ15時~)
明大は出場しませんがレベルの高い試合が見れます!