気の緩みが許した大量失点/秋季関東学生リーグ戦
秋季予選トーナメント最終日、強豪東農大と対戦。先月の東日本選手権で粘り勝ちを収めた相手を再び倒し、決勝トーナメント堂々の1位通過を狙った本学だが、最後まで試合のペースを奪えず惨敗を喫した。
「もう決勝トーナメントに進めると思って気持ちが緩んでいた」(武藤主将・営4)と、緊張感を欠いていた。相手がたくみにボールを操り得点を重ねるのとは対照的に、一つ一つのプレーが雑でパスが繋がらない。焦るほど選手たちのプレーがかみ合わなくなり、点差が離れる。前半だけで4失点と、暗い雰囲気で折り返した。
だが後半になると冷静さを取り戻し、チームプレーが生きてくる。サイドのパスが繋がるなど少しずつではあるが自分たちのプレーを発揮。しかし幾度と得点チャンスを掴むもものに出来ず、無得点で試合終了を迎える。
「今日は自分たちのホッケーが出来ればいいと、モチベーションが低かった。チャンスで決めきれないのも気持ちの問題だと思う」(武藤主将)と、決勝トーナメントを目前に控えたチームの現状に不安を抱く。しかし4年生に残された試合はわずか。悔いの残らないものにするために、再びチームを締めなおし修正を図ってほしい。
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