春季リーグ戦、4位確定 /春季関東学生リーグ戦
関東リーグ3位の座を賭けて戦う相手は、昨年全国王座戦で2位という好成績を残した強豪・山梨学大。はしかの影響などもあり、チームの状態は決して万全とは言えない中、格上相手にどのような試合を展開するかに注目が集まった。
試合開始直後から本学は攻めの姿勢をみせ、1年の徳島(理工1)がオーバーラップで個人技から見事得点するなど好スタートを切る。しかしゴール際での集中力を欠き、その後チャンスを作るもパスミスなどから得点に結びつかず、なかなか試合をリードすることが出来なかった。対する山梨学大は連携プレーで得点機会を物にし、前半だけで4得点と組織力の差を見せ付ける。
後半戦になると、相手キーパーを一人でかわし得点を演出した坂田(政経3)やキープ力のある沼田(法2)を筆頭に、選手個々の技が光り、チーム全体の士気が上がった。勢いで相手を上回る本学は決定的な場面を何度も作るも、あと一歩が決めきれず、なかなか得点に結びつかない。結局前半の得点差を覆すことはできず、試合終了の合図が鳴り響いた。しかし後半だけでみると、得点は互いに2-2と接戦を展開し、チームのまとまりを示した。
「後半になりやっと試合の勘が戻った。気持ちを切らさずに全力で臨みたい」と武藤主将(営4)。リーグ4位に終わった今季、走りこみやセットプレーの練習強化など課題は多い。だが下級生が力をつけまとまり始めた今、近く迫る王座戦にチームは前向きの姿勢を見せている。
関連記事
RELATED ENTRIES