流経大に完封勝利、優勝に王手/関東リーグ
立ち上がり、優勝へのプレッシャーからかプレーに硬さが見られた本学。しかし石井主将(営4)や関(法4)を中心にまずは守備を堅めると、徐々に本学の攻撃が目立ち始める。そして前半36分、中央の橋本(政経3)からのパスを受け、抜け出した林が落ち着いてシュート。1点目を決める。その後のピンチも関のファインセーブなどでしっかり守り切り、1―0とリードしたまま前半を折り返した。迎えた後半、流経大に再三サイドを崩されるも球際の強さで勝る明大DF陣が跳ね返し、本学らしい堅実な守備から攻撃を組み立てていく。中央の橋本が山本(政経1)にパスを送り右サイドからクロスを上げる。これに飛び込んだ林のシュートは惜しくも右に反れた。そして後半12分、ついに2点目が生まれる。中央でボールを持った橋本がドリブルで仕掛け右サイドに持ち込むと、相手DFを振り切りゴール前にボールを送る。そのクリアボールを拾った増田(商3)が素早く左サイドの斎藤にパスすると、斎藤が左足を振り抜く。ボールは真っすぐにゴールへ突き刺さり、貴重な2点目となった。この2点を守りきり、終始自分たちのサッカーを貫いた本学が勝利を収めた。
昨年の優勝校を相手に攻め込まれながらも、目指し続けてきた”いいディフェンスから、いいオフェンス”を徹底し見事に2点を奪った。さらにリーグ戦では後期の初戦以来となる完封勝利を果たし、選手たちにとって大きな自信となったはずだ。この1勝で優勝に大きく近付いた本学は、次節引き分け以上で優勝が決まる。次節は集中応援日でもあり、多くの観客が明治の応援に駆け付ける。集まった観客の前で念願の優勝を果たしてくれるだろう。そして結果はもちろんだが、明治らしい「つなぐサッカー」ができるのかどうかにも注目したい。「つなぐサッカー」を徹底し、努力を惜しまなかった選手たち。そんな彼らの見る先には優勝しかない。
☆試合後のコメント☆
・神川監督
「勝ててよかった。実力は相手の方が上で、攻め込まれることは予想していた。その中で基本に忠実に戦い0点に抑えることができたのは大きな自信になる。次節は優勝が決まる試合であると同時に、4年生にとっては最後のリーグ戦。思いをぶつけてほしい」。
・石井主将
「苦しい時間帯に点を取れたことが大きかった。一人一人やるべきことをやった結果だと思う。次節は最後のリーグ戦だが、悔いのないよう精一杯やりたい」。
・斎藤
「得点は素直にうれしい。4年生になってから初ゴールじゃないかな。勝てば優勝に近付く大事な試合だったけれど、気合が入りすぎないように心掛けた。1年生のときから今まで、チームのどん底から優勝争いまでを経験してきた。次節が最後、1番いいところで終わりたい」。
・林
「相手が慎重に入ってくるのは分かっていた。けど自分たちも慎重にゴール前でパスをつないで、空いたスペースから攻めれば点を取れることも分かっていた。(1点目のGKとの1対1は)関さんを相手に普段から練習もしてるし、決められて良かった。(優勝に王手をかけ)熱くなってきた。次はぜひ足を運んで下さい」。
※集中応援日のお知らせ※
次節の最終節・対学芸大は集中応援日になります。無料招待試合ですので、ぜひ会場へ足を運んで明治の優勝を見届けましょう!
日時:11月24日(土)13時40分キックオフ
場所:国立科学スポーツセンター西が丘サッカー競技場(都営三田線「本蓮沼」駅から徒歩15分)
さらに明大サッカー部のNEWマフラータオルと応援スティックのセットを当日、会場で販売しています。通常ならマフラータオルが1200円、応援スティックが400円のところ、会場ではセットで特別価格・1500円(数量限定)で販売。詳細はサッカー部HPへ。
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