
春季リーグ8戦目 順大にフルセット負け/春季関東大学1部リーグ戦
春季関東大学1部リーグ戦(以下、春季リーグ戦)8戦目は順大と対戦。両者一歩も譲らない試合展開の中、第1、2セットを奪うが続く第3、4セットを決め切れず。フルセットの末、逆転負けを喫した。
◆4・6~5・19 春季関東大学1部リーグ戦(慶大日吉体育館他)
▼5・11 対順大戦(日体大米本記念体育館)
明大2{25―21、25―23、19―25、23―25、12―15}3順大〇
<スターティングメンバー>(ローテーション順)
OH荒井貴穂(法1=駿台学園)、MB渡邉健(政経2=日本航空)、OP黒澤孝太(政経3=明大中野)、OH岡本知也主将(政経4=五所川原工)、MB金田晃太朗(政経4=駿台学園)、S近藤蘭丸(文3=東福岡)、Li佐々木駿(商3=土浦日大)、Li磯脇侑真(政経2=東福岡)
第1、2セットは拮抗(きっこう)した試合展開が続くも「自分たちが最後決め切れたりしていい流れでできた」(金田)と〝明治のバレー〟の底力を存分に発揮した。今試合、公式戦初のスタメン出場を果たした渡邉がブロックやスパイクで何度も得点を重ねる。「近藤さんがいいところに上げてくれて大事なところで決め切れた」(渡邉)。ピンチサーバーとして投入された松木太一(政経1=上越総合技術)や岡本のサービスエースも光り第1、2セットを連取した。
このまま勢いに乗りたい第3セット。しかし、ここで順大に試合の主導権を握られてしまう。「ライトに結構上から決められてそこに対応し切れなかった」(黒澤)と高さとパワーを特徴とする相手の攻撃に苦しめられる。黒澤と渡邉の2枚ブロックでチームを救うも、明大のスパイクを拾われるようになり得点に結びつかず。第4セットも落とし、勝負は最終セットにもつれ込んだ。
岡本と金田がブロックポイントを生むとそこから3連続ポイント。しかしタイムアウト後に立て直した順大に点差を広げられる。岡本の強烈なスパイクで得点を重ねるも一歩及ばず、惜敗となった。春季リーグ戦も後半に突入。「ディフェンスのいいチームだが自分たちが拾い負けなければ勝ち切れると思うので、明日は切り替えて戦っていきたい」(岡本)と目標とする上位進出に向けて意欲を見せた。
[田上愛子]
試合後のコメント
岡本
――今日の試合を振り返っていかがですか。
「1、2セットを取った状態から逆転されて負けるという結果だったんですけど、やはり自分たちの中で1、2セットを取ってあと1セットというところで気が緩んでしまったところもありました」
金田
――第3、4セットを決め切れなかった要因はありますか。
「サーブミスが多かったのとラストボールで簡単なボールが返らなかったり、ちょっとしたミスが増えてきて相手に流れを渡してしまったのが原因かなと思います」
黒澤
――ご自身のプレーはいかがでしたか。
「自分も1、2セット目は打ちたいコースに打てていい流れでできていたんですけど、4セット目くらいから高さが出なくなって、そこから決められなくなったので課題だなと思いました」
渡邉
――公式戦初スタメンを果たしました。
「美雄さん(山田・政経3=東福岡)の代わりになれるようにという思いで挑みました」
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