
関東インカレ開幕! 4種目で予選突破/関東学生対校選手権
目標とする1部残留に向けて上々の滑り出しを見せた。初日に行われた6種目中4種目で予選を突破。2日目以降に行われる戦いに望みをつないだ。
◆5・9~12 第103回関東学生対校選手権(国立競技場)
◆1日目
▼男子1部110メートルH予選
2組 飯島 14秒70 5着
▼男子1部400メートル予選
1組 佐田 47秒59 4着 自己ベスト
5組 原田 47秒56 1着
▼男子1部100メートル予選
2組 竹尾 10秒78 3着
4組 堀拓 10秒63 5着
6組 神戸 10秒42 2着 準決勝進出
▼男子1部1500メートル予選
1組 新井 3分49秒13 6着 決勝進出
2組 加世堂 3分51秒95 8着
▼男子1部400メートル準決勝
1組 原田 46秒91 3着 決勝進出
6組 佐田 48秒26 6着
▼男子1部4×100メートルR予選
2組 竹尾、神戸、中谷、鷹羽 39秒42 4着 決勝進出
▼男子1部1万メートル決勝
28位 尾﨑 29分31秒88
35位 堀颯 30分26秒52
36位 甲斐 30分38秒19
110メートルHに出場した飯島大陽(商4=佐久長聖)が昨年度に続いて関東学生対校選手権(関東インカレ)における明大勢の先陣を切った。自己ベストの更新と13秒台を目標に掲げたものの、結果は予選敗退。隣を走る選手が大きく転倒したこともあり「ブレーキをかけて失速してしまった。アクシデントに影響されて自分の走りができなかった」とレースを振り返る。残された期間で日本学生対校選手権(日本インカレ)の標準記録を突破したい。
400メートル予選では佐田龍昇(法3=大分東明)が自己ベストを更新。決勝進出とはならなかったものの、3日目に行われる4×400メートルRに向けて幸先の良いスタートを切った。同じく400メートルに出場した原田真聡(文2=東農大二)は組1着で予選を通過、準決勝でも着順で決勝進出を決め入賞を確実に。100メートル予選では神戸毅裕(営2=明星)が10秒42の好タイムをマークし、準決勝に駒を進めた。
ケガに悩まされてきた新井晴文(法4=国学院久我山)も1500メートル予選で躍動。集団が崩れることなく展開し、位置取りが難しい中でもラストの直線でスパートをかけて上位集団に食らいつく。6着で決勝進出を決め、入賞に大きく近づいた。
4×100メートルRも主力をケガで欠く中、滑らかなバトンパスを見せて決勝への切符をつかみ取った。近年力を付ける明大のリレー種目に、ますます期待が高まる。
一方で、1万メートル決勝は明大勢にとって厳しい結果となった。尾﨑健斗(商4=浜松商)はレース序盤こそ先頭に近い集団に位置取るも、徐々に順位を落とす結果に。堀颯介(商3=仙台育英)と甲斐涼介(情コミ4=宮崎日大)は後方集団でレースを進め、終盤には単独走が続く苦しい展開が続いた。
2日目は5種目に明大の選手が出場する。出場する種目は違えどチームの目指す先が「1部残留」であることに疑いはない。選手はもちろん、サポートに回る部員も含め残りの3日間を戦い抜く。
[松原輝]
※レース後のコメントは後日特集記事「紫灰復燃」にて掲載いたします。
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