
今季最多6得点を挙げ、2試合連続の完封勝利/関東大学1部リーグ戦
第4節は昇格組の駒大をホームに迎えての一戦。前半、来季東京ヴェルディ内定の熊取谷の得点から先制に成功。その後も得点を重ね、2試合連続の完封で開幕4連勝とした。

開幕4連勝を狙う明大の第4節の相手は駒大。序盤からロングボールを多用する駒大に対して、序盤は蹴り合いが続いた。10分には、セカンドボールを素早く回収し、「足を振ることを瞬時に判断した」(熊取谷)とペナルティエリア付近から熊取谷が左足を振りぬき先制点を挙げる。さらに19分、藤井のロングボールに抜け出した藤森がキーパーをかわし2点目。2-0で前半を折り返す。

(写真:ゴールパフォーマンスを披露する藤森)
後半もスタートから明大が主導権を握る。55分、相手ゴールキックを跳ね返し、ワンツーパスから抜け出した林のクロスに藤森が右足で合わせ、今節2得点目を獲得。さらに78分には、カウンターから中村のクロスを熊取谷が合わせ追加点。続いて84分、三品のスルーパスを抜け出した中村がしっかり決め切り、点差を5点に広げる。そして試合終了間際、ロングボールに抜け出した真鍋のラストパスを中村が押し込み6-0で試合終了。最後まで集中を切らさず、得点を重ね開幕4連勝を飾った。

(写真:先日ヴェルディ東京に内定が発表された熊取谷)
「1人が競りに行った時のカバーリングっていうところはしっかり徹底した」(永田)。90分間、徹底し続けたことが無失点勝利につながった。また今節を振り返って、「無失点は選手もチームとしても求めていること。過信せずに、謙虚に受け止めて、練習を積み重ねて精度を上げることが大切」(栗田大輔監督)と既にベクトルは次節に向いている。次節は現在3位タイにつけている国士大との一戦。無失点での勝利に期待がかかる。
[竹本琉生]

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