
木方が準優勝! 確かな実力見せつけた/関東学生新人選手権
4月31日から行われた関東学生新人選手権。2日目はシングルスが行われ、木方圭介(政経1=野田学園)が準優勝。芝拓人(情コミ1=野田学園)がベスト8入りを果たすなど、期待のルーキーたちが鮮烈デビューを飾った。
◆4・30~5・1 関東学生新人選手権(所沢市民体育館)
▼男子シングルス
木方――2位
芝――ベスト8
栁澤、浅見――ベスト16
千年、齋藤、田中、若月――5回戦敗退
米田――4回戦敗退
窪――2回戦敗退
「難しい試合も何個かあったが、しっかり勝ち切れた」と、着実に勝利を重ねた芝。勝てばベスト8が決まる7回戦は、白熱した試合展開となった。相手の粘り強いラリー展開に苦戦し、1―2と崖っぷちの状況に。それでも「相手の得意な戦術で最初試合をしていたので、相手に強く出させない戦術に少しずつ修正した」(芝)と、強打で自分のペースに持ち込み、2ゲーム連取で見事逆転勝利を飾った。続く準々決勝では幸先よく第1ゲームを奪うも、その後は流れをつかみ切れず。「体力面、フィジカル面がしっかり鍛えられていないと感じた」(芝)。3セット連取を許し、惜しくも準決勝進出とはならなかった。
木方は順調に勝ち進むと、準々決勝を3―1と危なげない試合運びで勝利。準決勝では「以前勝ったことがある相手だったので、勝ったときの戦術などをいろいろ準備して、考えてプレーできた」(木方)と、安定感あふれるプレーで試合の主導権を握る。第4ゲームでは連続得点を許さず、3―1といい内容で決勝進出を決めた。決勝の相手も対戦経験のある選手だったが「サーブに苦しめられてしまい、相手のペースになってしまった」(木方)とレシーブに苦戦。第2ゲームには9連続得点を許すなど、0―2と相手のプレーを攻略できない時間が続いた。第3ゲームを取り返すも、反撃及ばず1―3で敗北。惜しくも優勝には届かなかった。
5月9日から春季関東学生1部リーグ戦(春リーグ)が行われる。「チームの優勝に貢献できるように頑張りたい」(木方)。今大会で大器の片りんを見せた新星たちが、チームにどのように貢献してくれるのか期待が高まる。
[晴山赳生]
試合後のコメント
木方
――今大会で良かったところを教えてください。
「大事な場面や、ナインオールなどの競った場面で、自分のできることをしっかりやって、集中して、1点をしっかり取ることができたところが良かったです」
――家族やチームメイトからの応援はいかがでしたか。
「今日はお父さん、お母さんと妹も来ていて、明大のチームメイトもみんな応援してくれました。とても力になりますし、日頃練習していて心強いなと思います」
芝
――得意なプレーを教えてください。
「レシーブからのラリーの展開が得意なので、そこでこれからもっと点数を取れるように頑張っていきたいと思います」
――春リーグに向けて抱負をお願いします。
「去年明大はリーグ戦で優勝できていないので、今年こそは春秋どっちも優勝できるように、チームに貢献できるように頑張りたいと思います」
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