
トーナメント初戦 堂々の白星スタート/関東大学選手権
関東大学選手権が開幕した。初戦の相手はトーナメントを勝ち進んできた明学大。フリースローの成功率に課題は残るものの、試合開始からリードを維持したまま堂々の白星を飾った。
◆4・13~5・5 第73回関東大学選手権(駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場他)
▼5・1 対明学大戦(駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場Aコート)
○明大91 {24―21、32―19、20―11、15―15} 66明学大
スターターはPG平松克樹(情コミ4=福大大濠)、SG越田大翔(政経4=仙台大明成)、SF武藤俊太朗(政経2=開志国際)、PF伊藤治輝(政経4=桐光学園)、PF小河原幹太(営4=八千代松陰)。
「毎年トーナメントの入りが悪かったので、今年は入りから全力でやろうと思っていた」(越田)と語るように第1Qから勢いよく始まった。ゴール下で相手のファールを誘い、オフェンス時には平松の的確な指示にチームが応える。「明学大ほどトランジションの切り替えが早いチームはなかなかない」(平松)と語る相手に対しても高いディフェンス力を発揮し、第1Qを24―21で終える。第2Q開始直後、武藤の3Pシュートで勢いに乗る。中盤、連続得点を許し流れが変わる展開の中、すかさずタイムアウト。「いつも通りやろうと話した」(越田)と話す通り、その後は確実に得点を重ね差を広げた末、前半を56―40で折り返す。
第3Q序盤、相手の3Pシュートで流れが傾いたものの、越田の連続シュートで持ち直す。その後も粘り強いディフェンスで点差を守り切り、91―66でトーナメント初戦を白星で終えた。
好スタートを切ったシーズン初戦。目標であるベスト8に向けて、明日は大東大に挑む。昨年度リーグ戦やインカレで苦杯を喫した強豪・大東大。勢いのまま、白星を重ねられるか期待が高まる。
[寺井和奏]
試合後のコメント
越田
――自身で良かったプレーはありましたか。
「今日は3Pポイントシュートは入らなかったんですけど、ドライブがメインでやれたのと、寄ったところにアシストしたり、ディフェンスのコミュニケーションを結構取れたのは良かったです」
――今試合はフリースローの回数が多かったですが、いかがでしたか。
「今回は想像以上にフリースローをもらいましたが、それらが特別入っていなくて、点差があまり広がらなかったので、明日はフリースローをしっかり決めきれるようにチームとして意識していこうと思います」
平松
――今年度はキャプテンという立場ですが個人的に何か意識していたことはありますか。
「悪い時に声を出したり、試合に対する準備というところはしっかりしていこうと思っていました」
――今回の反省をどのように生かしていきますか。
「今日は良い入りができていたので、これからは対戦相手もレベルが上がってくるというところで、いつも以上に良い入りをしたいと思います。しっかり自分たちに集中して、自分たちのバスケができれば結果もついてくると思うので、そこに集中してやりたいです」
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