
新チーム初の公式戦 快勝で好スタートを切る/関東大学女子選手権
関東大学女子選手権が開幕した。今試合の相手はトーナメントを勝ち進んできた、3部に所属する青学大。試合前半は流れをうまくつかめず僅差で折り返す。しかし後半は主将やルーキーの活躍により流れをたぐり寄せ得点を重ね快勝した。
◆4・20~5・5 関東大学女子選手権(キッコーマンアリーナ他)
▼4・28 対青学大戦(日女体大 Aコート)
◯明大94{22―18、17―6、28―16、27―19}59青学大
スターターはPG新林未悠(理工4=湯沢翔北)、PG萩原加奈(文2=浜松開誠館)、SF神山南帆(文3=白鴎大足利)、PF山本涼菜(文4=浜松開誠館)、CF後藤葉の佳(理工3=鵠沼)。
今年度から2部Aリーグに所属する明大の新チーム公式戦初戦の相手は青学大。試合開始直後、先制に成功すると体を張ったプレーから、後藤が3Pシュートを沈め差をつける。しかしタイムアウト後、連続得点を決められ22-18と僅差で第1Qを終える。「出だしは少しもたついて、自分たちのペースにできなかった」(新林)と言うようにチームの連携がうまくとれず。それでも、今年度から主将を務める新林が果敢にドライブで切り込むなど流れをたぐり寄せる。また、スティールからスピードドリブルでマークを外し得点を重ねる。後半に入ってからは本来の積極的なオフェンスを展開していった。特にルーキーのF尾花優心(政経1=下妻第一)やF津金玲菜(政経1=国府台女学院)が攻守にわたる活躍で差を広げていく。その勢いのまま得点を量産し94―59で選手権初戦を快勝した。
新林は新チームの強みを「個人個人でコンタクトに点を取れる選手が多い」と語る。理想のバスケを展開し、それぞれの強みを生かしたプレーで、次戦の共栄大戦も勝利を目指す。
[早坂春佑]
試合後のコメント
新林主将
――今日の試合を振り返っていかがですか。
「出だしが少しもたついてしまって自分たちのペースでできなかったんですけど、後半はセットプレーをしっかり決めてペースを握ることができたと思います」
――今年の目標を教えてください。
「今年は2部Aリーグで戦えるので、インカレ出場を目標にしています」
尾花
――今日の試合を振り返っていかがですか。
「初めての大会で緊張したんですけど、べンチや先輩方の声でだんだん自分たちの流れになって勝ててよかったです」
――これからチームにどういうプレーで貢献していきたいですか。
「3Pシュートが強みなので、先輩方から『打て』と言われたときに決められるようにしていきたいです」
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