
日大撃破で開幕6連勝!/春季関東大学1部リーグ戦
春季関東大学1部リーグ戦(以下、春季リーグ)6戦目は日大と対戦した。山田のブロード攻撃や黒澤のスパイクなど多彩な攻撃で得点を重ね、第1、2セットを順調に獲得。第3セットは日大のクイックに対応し切れない場面もあったが、流れは渡さず白星を挙げた。
◆4・6~5・19 春季関東大学1部リーグ戦(慶大日吉体育館他)
▼4・27 対日大戦(キッコーマンアリーナ)
○明大3{25―23、25―20、25―20}0日大
<スターティングメンバー>(ローテーション順)
S近藤蘭丸(文3=東福岡)、OH荒井貴穂(法1=駿台学園)、MB金田晃太朗(政経4=駿台学園)、OP黒澤孝太(政経3=明大中野)、OH岡本知也主将(政経4=五所川原工)、MB山田美雄(政経3=東福岡)、Li佐々木駿(商3=土浦日大)、Li磯脇侑真(政経2=東福岡)
第2、3セット
荒井貴穂⇄前嶋悠仁(法3=日本航空)
第1セット序盤はサイドアウトを取り合う展開となった。先に走り出したのは明大。相手のサーブミスを皮切りにブレークすると、続くラリーを岡本が決め切り3点差に。最後までリードを守り、25-23でこのセットを先取した。黒澤のスパイクから始まった第2セット。黒澤のサービスエースや岡本のスパイクなどで8―2とリードを広げる。セット終盤、相手の猛追により2点差まで迫られるも、着実に得点を重ねた。ピンチサーバーの松木太一(政経1=上越総合技術)が返ってきたボールをフライングで上げると、最後は岡本の強打でこのセットも獲得した。
「トスが上がってから、もうずっと止められる気がしなかった。コートが広く見えていてすごく良かった」と、この日好調の山田。同高出身である近藤の高速トスから、十八番(おはこ)のブロード攻撃で得点を量産した。そしてセット中盤まで多用していた山田を囮にした黒澤のバックアタックが決まると14―12に。クイックで攻め込まれるも、主導権を握らせることはなくストレートで勝利した。
ここまで春季リーグ全勝。「自分たちが入部してからこういうことは全然なかった」(岡本)。ここ数年、リーグ戦で連敗スタートが続いていた明大。次戦には同じく全勝中の早大戦が控える。近年勝利のない早大相手に、一勝を挙げられるか。
[上原朋子]
試合後のコメント
岡本
――ここまで全勝と、チームに自信がついてきていると思われます。
「自分たちが入部してからこういうことは全然なかったので、結構自信につながっているところはあると思います。しかしやっぱり、浮かれないように。明日も今のところ全勝中の早稲田大学さんと対戦することになるので、目の前の一戦、しっかり集中して戦っていきたいと思います」
黒澤
――サービスエースが2本ありました。
「先週は会場が慶應(慶大日吉体育館)で感覚がつかめず、サーブの調子が全然上がりませんでした。その分練習ではサーブに力を入れたので、今日それがしっかり出せて良かったです」
前嶋
――フェイクセットをされていましたが、これは練習なさっているのですか。
「そうですね、一番練習しています」
――今日の第2セットなど途中出場されることが多いですが、コートに入ってすぐ攻守で活躍できる理由は何ですか。
「(自分がコートにいない時も)自分が出ているつもりで頑張っているからだと思います」
山田
――明日の早大戦へ向けて一言お願いします。
「明日はみんな絶対負けない、負けられないと思っていると思うので、勝つ気で必死に頑張りたいと思います」
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