不動の王者、14連覇達成!/全日本学生三大大会

2013.09.18
 学生の頂点を決める今大会。今年は馬インフルエンザの影響で予定されていた大会が軒並み中止となり、今大会も開催が危ぶまれる中での開催となった。他大同様、本学も調整不足という不安要素を抱えたまま臨んだが、常勝軍団は見事14連覇を達成した。

 1、2日目に行われた障害競技。さすがは全国レベルといったところか、初日を減点なしで折り返した関西大学に追いつけず、結果は団体2位となり、個人も北島主将(政経4)の2位が最高と優勝を狙っていた本学には不本意なものとなった。

 しかし、大会の半ばにかけて行われた馬場競技では「馬場の明治」にふさわしく他大を圧倒し、他を大きく引き離し堂々の1位を獲得。個人決勝でも10人中4人が明治とレベルの高さを見せつけた。「初めての学生戦優勝を果たせてよかった」(北島主将)。

 大会5日目の最終日に行われた総合競技は馬場審査、野外審査、余力審査をあわせて順位が決まる。その過酷な競技のなか篠原(営2)、加藤(商4)らは減点なしで野外走行を終える。余力審査を終え、途中からトップを走っていた篠原は優勝。個人では過去最高の結果となった。「誰よりも先にこの結果を両親に伝えた。めちゃくちゃうれしい」(篠原)。明治は他大を抑え団体としても1位を獲得、総合優勝を果たした。

 前人未到の14連覇へのプレッシャーを抱えながらも「本当によく頑張った」と長田監督も今大会を振り返った。次なる目標は全日本学生である。表彰台の一番上で栄光を手にすることを大いに期待している。