(20)浅利拡アイスホッケー部門主将/関東大学秋季リーグ戦

本学アイスホッケー部門はただいまリーグ戦3連覇中の強豪チーム。
現在は4回目の関東制覇へ向け、また新たな伝説を作るべくしのぎを削っています。

そんなチームを今年引っ張る浅利アイスホッケー部門主将(政経4)を紹介します。

 明治の守護神・浅利部門主将は、「守りの明治」と呼ばれる本学にとって最も重要な選手である。下級生のときから既に試合に出場し、「柔軟な体と瞬発力が持ち味の選手」(藤井監督)。今まで幾度と明治を救ってきた彼の実力は申し分なく大学トップクラスである。 しかし競技を始めた頃は、兄である浅利拓(平19政経卒)と同じポジション・FW。そんな彼がGKを始めたきっかけは、小学校のアイスホッケーチームでGKやっていた子が辞めた時。「後ゴマを誰がやるか話し合ったときになぜか立候補したんだよね」。偶然にも、この時彼が立候補しなければ今の明治の姿はないだろう。

 「自分が理想とするのはハシェクのようなプレースタイル」と語る浅利部門主将。
 1998年、長野で開催された冬季オリンピック。アイスホッケー決勝戦・チェコVSカナダはPS戦にもつれ込むも、チェコのGKドミニク・ハシェクの好セーブがチェコを優勝に導いた。「(このPS戦は)GKを始めてから今まで忘れたことはない」。

 また、普段の浅利部門主将のことを「笑いのセンスあるし、チームのムードメーカーだと思う」とずっと同じ部屋で過ごしてきた菊池(平19政経卒)は語る。
 そしてチームメートから「センス抜群。大学界では1番か2番のGKだと思う」(畑中・政経4)。また同じGKの寺島(政経1)も「プレーを見てると勉強になる」と信頼もある。

 4連覇の懸かった今大会を「守備を重視して戦う」本学。「入学してからリーグ戦は優勝しか味わってないから絶対勝ちたい」と意気込む彼には、GKとしても主将としてもこのチームを優勝に導く力は確かにある。


<浅利 拡>
GK
1985年12月23日生まれ
175cm・75kg
駒大苫小牧高出