日体大に勝利!/関東大学リーグ戦

 日体大に完封勝利を挙げた本学。今試合、植木(商2)がリーグ戦初出場し2得点を決めるなどの快挙を成し遂げた。

 第1ピリオド開始6分弱。パワープレー中に田中(政経2)のアシストを受け、そのまま赤坂(政経1)が得点を決める。だが日体大の守備が良く、思うように点数を重ねることができずにピリオドを折り返した。

 大量得点を狙う第2ピリオド。日体大も善戦するものの、開始早々に近藤(営2)がフェイスオフからはじかれたパックをそのまま叩いて見事ゴール!さらに外崎(政経2)のセンタリングに合わせて今川(商3)の放ったシュートがゴールネットを揺らし3点目を挙げる。また、15分を切ったとき近藤のショートパスを受けた土屋(営1)が逆サイドの田中にパス。そしてすかさず空いたゴールにシュートを放ち、見事な連携プレーで4点目を奪った。

 そして第3ピリオド。ゴールキーパの浅利アイスホッケー部門主将(政経4)が第2ピリオド終盤に負傷したため、代わって寺島(政経1)が氷上に立つ。
 そして開始7分52秒。福田(情コミ2)のアシストを受けた植木がゴール裏を右から左に回りこみ、ゴーリーとゴールのわずかな隙間にイン!これは植木にとって、リーグ戦初出場初ゴールという記念すべきゴールとなった。またその直後にもゴール前で混戦状態の中、原(政経1)のパスにまたまた植木が応えてゴール!連続ゴールに盛り上がる明治。植木はチームメートから水をかけられるなどの手荒い歓迎を受けながらベンチに戻った。「植木が今まですごく努力をしてきたことを知っていたから得点が決まって嬉しかった」(田中)。
 そして最後は土屋の放ったシュートのリバウンドを赤坂が押し込みゴール!対する日体大は、その後6人攻撃を仕掛けるものの、チャンスを生かしきれずに得点に結びつけることができなかった。

 見事完封勝利を飾った明治。初出場を果たした植木の活躍について藤井監督は「努力が結果に結びついた。(普段出場していない選手の活躍は)他の選手に良い刺激になる」と評価した。
 1次リーグも残りあと大東大戦のひとつとした本学。「チームに足りなかった攻撃意欲を植木が分からせてくれた」(藤井監督)。たとえ格下相手の試合でも、2次リーグを控えた明治にとって価値のある一戦だったに違いない。