湊、存在感示す全日本学生準V/全日本学生選手権

湊、存在感示す全日本学生準V/全日本学生選手権
 学生個人日本一を争う今大会。本学からは7人の選手達が出場したが、思うように記録が伸びない。3人が記録無しに終わるなど、精彩を欠く選手が目立つ結果となってしまった。
 しかし、そんな厳しい状況の中、一際輝きを見せたのは湊。前半のスナッチで1位に躍り出ると、後半のクリーン&ジャークでも「粘ろうと思った」(湊)と、最後まで1位を競い合う。結果、惜しくも優勝こそ逃したものの、今年本学で最高成績となる2位入賞を果たした。 今年はここまで何度も自己記録を更新し、好調を維持する湊。その好調を支える要因は「クリーン&ジャークに安定感が出てきた」(湊)ことだ。「昨年まではジャークが弱く競い負けることがあったが、今年は力強くなった」と継岡監督もその成長に太鼓判を押す。「優勝できなかったのは少し残念。次の試合では、もっと記録を伸ばしたい」(湊)。
 どん欲に記録更新を目指し、着実に成長を続ける湊の勢いは止まらない。