見せた強豪校の意地/全日本学生選手権

見せた強豪校の意地/全日本学生選手権
 全国から選ばれし実力者達のみが集まり、ハイレベルな戦いが繰り広げられた本大会。しかし、その中でも明治の選手達の輝きは色あせなかった。出場した4選手中3人が入賞を果たし、強豪校としての面目を保った。
 まず85kgでは津軽(農3)が3位入賞。「調子は悪かったけど、満足のいく記録だった」(津軽)。前回の大会に続いて上位入賞を果たし、確かな安定感を感じさせる。続く94kg級には湊(商3)が出場。「いい調整ができて大会に臨むことができた」(湊)。ジャークで自己新記録を更新するなど競争が激しい階級で見事3位の高成績を残した。+105kg級に出場した兼島(農4)も「全然納得がいかなかった」と本人は不満を残したが、見事3位で表彰台に登った。
 優勝者を輩出した昨年と比べるとやや物足りなさはあるが、今年も輝かしい成績を残すことができた。5月には社会人も出場する、更にハイレベルな全日本大会がある。本学からは津軽と兼島が出場する。「全日本では更にいい成績を目指す」(兼島)。さらなる高みを目指し、選手達の戦いは続く。