ストレートで専大下し、開幕4連勝!/春季関東大学1部リーグ戦

2024.04.20

 昨年度の秋季関東大学1部リーグ戦(以下、秋季リーグ戦)でストレート負けを喫した専大との一戦。サーブミスやお見合いなど普段はないミスをする場面もあったが、しっかりと立て直しストレートで勝利した。

◆4・6~5・19 春季関東大学1部リーグ戦(慶大日吉体育館他)
▼4・20 対専大戦(慶大日吉記念館)
○明大3{25―23、25―17、25―23}0専大

<スターティングメンバー>(ローテーション順)
S近藤蘭丸(文3=東福岡)、OH荒井貴穂(法1=駿台学園)、MB金田晃太朗(政経4=駿台学園)、OP黒澤孝太(政経3=明大中野)、OH岡本知也(政経4=五所川原工)、MB山田美雄(政経3=東福岡)、Li佐々木駿(商3=土浦日大)、Li磯脇侑真(政経2=東福岡)

第2、3セット
OH荒井貴穂⇄OH前嶋悠仁(法3=日本航空)

 目標である春季リーグ戦優勝に向け、負けられない対専大戦。第1セットはサイドアウトが続いた。ライトからのスパイクがアウトになり、23―23に。しかし相手のスパイクを金田がシャットアウトし、デュースに持ち込ませることなく25-23でセットを先取した。

 続く第2セット。ブレークを許してしまうことが多く、セットカウントは4―10に。しかし「ブロックとレシーブはそれなりに良かったので、そこで勝負するためにサーブはあまり強くなくてもしっかり入れていこうと話した」(岡本)。一時は点差をつけられたものの巻き返しを図り12―11と一歩リード。「サーブは得意なので、武器の一つにしていけたらと思う」(前嶋)とこのセットから起用された前嶋がサーブで貢献した。強サーブで相手ディフェンスを崩すと、そこからの切り返しで得点を量産。近藤のワンハンドでのバックトスから山田がブロード攻撃を決めるなど、勢いそのままに25-17の大差でセットを獲得した。

 第3セット序盤では、ベンチメンバーが明大の校歌を歌い流れを呼び込んだ。サイドアウトを取り合う展開で、先に走り出したのは明大。山田のブロード攻撃や岡本のバックセンターからのスパイクでリードを広げる。最後は黒澤のスパイクが相手ブロックをはじき、25-23でストレート勝ちを収めた。

[上原朋子]

試合後のコメント
岡本
――第2セットにはブロックポイントが多くありました。
 「事前に相手選手の対策はしていて、それでも実際の試合では対策通りにいかないところもあるんですけど、アナリストとかベンチスタッフの人が跳ぶ位置やレシーブの位置の指示を出してくれたのでそれがブロックポイントにつながったのかなと思います」

――大事な場面で決め切れることが多い印象でした。
 「対角の荒井だったり、オポジットの黒澤の方があまり調子が上がってないなっていう印象があったので、自分が決め切らないとという気持ちがあって、ベンチからも『勝負していいよ』と言われたので、勝負にいって得点につながったのかなと思います」

前嶋
――ご自身のプレーを振り返ってみていかがですか。
 「そんなめちゃめちゃいいってわけじゃないですけど、チームの雰囲気はちょっとは変えれたんじゃないかなと思います」