高すぎた世界の壁/世界ボート選手権
高すぎた世界の壁/世界ボート選手権
岐阜県長良川で8月28日から9月4日にかけて世界ボート選手権大会が行われた。オリンピックと並ぶ大会規模を誇る今大会。本学から2名が出場し、両者とも決勝に残ることができずに終わった。外国人選手の壁はあまりにも高いものだったが、国内大会では体験することのできない貴重な大会となった。
「普段日本ではトップに出ようと思えばトップに出られる。でも今回は逆にそれをやられた。かなり焦ったし、悔しかった」(西川)。種目は違うとはいえ全日本選手権で日本一となった西川ですら、外国人選手の前では全く歯が立たなかった。「まだまだ足りないことがわかった。次やってやろうという気持ちになった」。
河崎もまた外国人選手を相手に苦戦を強いられる。それでもアジア勢に負けないことを目標としレース臨んだ。「思い切って挑戦した」。そして見事アジア勢で1位を獲得。「国内ではレース中ただ興奮するだけだったけど、(今大会で)精神的には冷静に、肉体的には積極的にできるようになった」と自身の成長を語った。
世界の舞台に立ち、海外の一流選手達と戦ったことで自分たちの力を確認することができた二人。この経験を生かしチームの原動力となって、10月のインカレ総合優勝を目指す。
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