天皇杯・清水戦直前レポート

1999.01.01
 明日11月4日、本学はついに天皇杯4回戦でJ1清水エスパルスと対戦する。試合直前の八幡山グラウンドには、いつも通り気負いすることなく、リラックスした表情で楽しく練習をする選手の姿があった。

 11月1日、2日と普段通りに練習をこなす選手たち。4対2、5対3といった少ない人数でポゼッションの練習を行い、明大サッカー部のスタイル『つなぐサッカー』をより自分たちのものにしていく。また守備陣がいる中、DFからのセンタリングにMF、FWが合わせてシュートをするなど攻守両方を兼ね備えた練習も欠かさない。ポジションごとに練習をするのではなく、全体で一緒にやっていくことで常に意思の疎通を図っている。その後チームに分かれ、最初はハーフコート、次は全面とゲームでより実践的なプレーを行った。最後にPKの練習をし、2時間ほどの練習を選手全員が充実して終えた。
 選手に緊張の色はなく、全員がJリーグのトップチームと対戦できることを心から楽しみにしている。3回戦の対京都サンガF.C.戦と同様に、明治らしいサッカーが見られることに期待だ。

神川監督コメント
 「(清水戦で)失うものは何もない。腰を引かずに自分たちのサッカーをやっていく。明治のひたむきさや粘り強さをぜひ見てほしいです」。

注目選手
DF石井秀典主将(営4)
  センターバックを務め、守備の要でもある頼れる明治のキャプテン。激しくも安定したディフェンスで、3回戦・対京都戦同様に無失点を目指す。
 「Jリーグチームとの公式戦はめったにないことなので楽しみ。自分の人生の中でも、いい経験になるはずです」。

GK関憲太郎選手(法4)
  3回戦・対京都戦で何度もスーパーセーブを見せ、ゴールを死守した明治の守護神。選手に的確な指示を出し、チームを鼓舞する。
 「自分の力がどれだけ通用するか楽しみ。戦います」。

FW林陵平選手(商3)
  天皇杯2試合ですでに3得点を挙げる活躍を見せる、明治のストライカー。長身を生かしたポストプレーや足元の技術に加え、天性の得点感覚で4回戦でもゴールに期待が懸かる。
 「楽しもうと思っている。やれるだけ、精一杯やる」。

選手コメント
DF上川雄三選手(文4)
 「自分の力がどれだけ通用するか楽しみ」。
DF斎藤雅也選手(法4)
 「(J1チームと対戦できるのは)めったにないチャンス。楽しんでやります」。
DF近藤慎吾選手(営3)
 「相手は格上で失うものは何もない。胸を借りるつもりでできることをする」。
DF田中政勝選手(営2)
 「相手がプロでも自分の特徴を出していきたい」。
MF根本茂洋選手(農4)
 「頑張ります!楽しみます!」。
MF坪内佑太郎選手(営3)
 「清水には同級生の岩下がいるので、対戦できるか楽しみ」。
MF藤田優人選手(法3)
 「試合をするからには勝ちにいきます」。
MF増田洋平選手(商3)
 「(試合の場所が)地元なので知り合いが多く来る。思い切って大学生らしいプレーをしたい」。
MF板倉大智選手(文1)
 「出場できたら悔いが残らないようにしっかり戦う。チームの勝利に貢献したい」。
MF小林裕紀選手(政経1)
 「出場できたら、いい試合ができるように頑張る」。
FW橋本晃司選手(政経3)
 「個人を試すいい機会。(自分が)通用するか楽しみでわくわくしている」。

FW山本紘之選手(政経1)
 「相手は強敵で手ごわい。胸を借りるつもりで全力でやりたい」。

試合の詳細
4回戦 明大vs清水エスパルス
11月4日(日)in日本平スタジアム 13時キックオフ
[会場までのアクセス方法]
JR「清水駅」よりしずてつバス「日本平運動公園」下車徒歩5分

中継
11月4日(日) 13:00~15:00(生中継) NHK BS1