確実な一歩を/東日本学生選手権

1999.01.01
 今年こそAクラスへ――。チームはその目標へ向けて一丸となり、団体戦へと挑んだ。応援にかけつけた30人近い学生の声援も後押しし、Bクラスは難なく優勝、Aクラスの予選へと進む本学。昇格へのチャンスをつかむが、惜しくも8強に名を連ねることができなかった。
 
 団体戦では、Bクラスの他大の追随を許すことなく優勝。次いで、Aクラスへと挑む本学の相手は、日大、日体大、拓大と強豪が並ぶ。先鋒(せんぽう)の浜田はどの相手にも勝利し、団体戦では負けなしと先鋒(せんぽう)の役目をしっかり果たした。しかし、どの大学にもあと1勝を奪いきれずに敗北。9位と悔しい結果に終わった。だが、関東インカレを7連覇している日大から2勝を奪った本学。これは確実に一歩ずつ昇格へ向けて進んでいることの証しだ。

 個人戦は河内のケガもあり、出場選手が4人となった。団体戦での活躍から個人戦でも浜田に期待が懸かったが、無念の初戦敗退。篠田主将も団体戦での安定した戦いぶりから好成績が期待されたが、3回戦で敗退した。昨年と同様に早川のベスト16を最高成績として今大会は終了した。

 「力は付けている。ただ、結果につながらなかった」(小川監督)。本学はこの結果により全日本インカレではAクラスからのスタートとなる。悲願の昇格へ向けて、まずは1勝。これからの選手たちの努力が実ることに期待が懸かる。