(6) 水田武志

 今回で第6回目となる「挙げる。」は「セコンドは勇気と決断力」と語る明治の名セコンド水田剛史(政経4)です!!

セコンドとして参加された最後のインカレはどうでしたか?
「ん~寂しかった。これで終わってしまうと思うとね。インカレ1ヶ月前は(都合で)チームから離れてしまってみんなの調整見られなかった。8人中4人がおれのセコンドを任されたのにね。結果もあまりよくなかったし・・・」。

しかし、竜二(山崎・政経4)さんとか津(農4)が入賞しました!
「竜二はもっと上を狙えたし、津軽もスナッチでこけてしまったから本来の力を出せば上を狙えた」。

そんなセコンドですが初めてやったのはいつごろですか?
「津軽が初めてインカレで出るときに、声をかけられて『やってくれ』って言われたときが最初。やるとは思っていなかったから声をかけられてびっくりした。セコンドは、選手以上にコンディションや重量把握や重量を決めたりしないといけないから、勇気と決断力が必要と思う」。

セコンドについて失敗したことは?
「去年の全日本個人(笑)セコンドした3選手とも全員が記録なしになってしまった。試合前のアップとかは問題なかったのに本番で・・・。終わった後に周りから『辞めろ!辞めろ!』って言われてもうセコンドは絶対やりたくないと思った(笑)」

逆に良かったことは?
「2年のときのインカレで津軽が入賞はできなかったけど自己新記録を出したこと。あとはセコンドについていろいろと考えた時期に谷崎(商1)の全日本新人戦の時。あの時は、谷崎の調子も良くなかったけど順調にいって優勝したからね。おれもうれしかったし谷崎も自信がついたと思う」。
セコンドについてはこの辺で終わりにして水田さんのお兄さんも明治のウエイトリフティング部ですよね?
「うんそう。兄とは、幼稚園から大学までずっと一緒。ウエイトをやっているのも兄の影響。というよりうまく乗せられた。中学校の時に野球をやっていて、高校でも野球を続けていこうと思って入学式が終わって野球部の顧問の先生にあいさつにいったら『ウエイトの顧問の先生のところに行きなさい』って言われたんだ。そしてウエイトの先生のところに行ったら『とりあえず1週間やってみよう』って言われてそのまま1週間が過ぎ、2週間が過ぎって感じで続けていった。後から聞いたけど、事前に兄がおれをウエイトに入れるために野球部の先生のところに行って、『弟が来たらウエイトに行かせて下さい』って頼んだらしい」。

やっぱり大学もお兄ちゃんの影響ですか?
「そう(笑)兄が『大学どうする?』って言われておれは、建築士になりたかったからそういった学校に行こうと思った。そしたら兄が『明治にいって警察になれ』って言われた。で、明治にきたってわけ」。

実際に明治に来てみてどうでしたか?
「合宿所に入ってみると水田の弟ってことで扱いがひどかった。でも、4年間振り返ってみるとめちゃめちゃ楽しかったよ!皆兄弟みたいだったしね。1年の時の部屋割りは、10人部屋でベッドが割り振られなくておれと湊(商4)の2人が畳の上で寝てた。湊が寝相が悪くてよく押しつぶされよったね(笑)」

そんな寮生活も終わろうとしています。最後に下級生に一言お願いします!
「おれのわがままに付き合ってくれてありがとう!!」

名前 水田 武志 みずたたけし
171cm・72㎏
出身校 大工大
出身地 大阪府
自己ベスト スナッチ 113㎏ ジャーク 132・5㎏ トータル 245・5㎏
趣味 マージャーン
得意科目 物理
好きな芸能人・タレント 小西真奈美
尊敬する先輩 水田剛史(兄)
ライバル 自分自身
良く行く店や場所 渋谷
オフのときにやること 買い物
ニックネーム タケチャン
山崎竜二に一言「大阪府警、俺のかわりにがんばれよ!」