第3回 記者が分析する 「箱根駅伝予選会、上位通過に期待」
3年連続の予選突破に期待の懸かる明大競走部。選手たちは どのように10月21日の予選会を迎えようとしているのか、チームの仕上がり具合を検証する。
選手たちは例年通り、8月に桧原湖合宿、3週間にも及ぶ長期 の北海道合宿、9月下旬に菅平合宿の3回の合宿を行った。昨 年は駅伝に必要なスピードとスタミナの両方を同時につける練 習をしたが、このため体への負担が大きくなり、ケガを訴える 選手も少なくなかった。これにより「秋以降に走れなくなる選 手が多かった」(池邉主将・商4)ため、箱根駅伝予選会、箱 根駅伝は本来の実力からすれば不本意な結果となったと言えるかもしれない。
昨年の反省を生かし、今年はスピードとスタミナを分けて身に付 けるメニューをこなした。北海道合宿では長い距離を踏むこ とでスタミナを付け、菅平合宿ではタイムにこだわり、スピー ドを求めた。「目標を明確にすることで、落ち着いて練習に取 り組むことが出来た」(尾籠・文4)。目指す点を分けること で、チームは例年以上に落ち着いて練習を行うことができた。 選手にとって体に負担をかけすぎない練習方法はケガの不安を 払拭し、練習に集中できるという好環境を作ることもでき、「 精神的にも余裕が持てた」(村上・政経2)という。
現在、選手全員がベストの状況にあるとはいえない。しかし、 本学の目標は、あくまでも箱根駅伝。選手はみな口に出さずと も共通の“箱根駅伝出場”、そして今年こそ“シード権の獲得 ”という目標を見据えている。「今がどんな状況でも、本番で ベストの走りをすればいい」(岡本・政経4)。
今年は1年次から明治の名を背負ってきた4年生、昨年の1年 間で経験を積んだ2・3年生。そして松本(情コミ1)や安田 (情コミ1)など新戦力も加わった。経験豊かな上級生が下級 生を引っ張るという安定したチーム状況の中で、選手たちは大 きく成長を見せている。西駅伝監督も「昨年より実力は上がっ ている」と今年のチームに満足げな表情を見せる。上位通過を 実現できるだけの実力は確実に付いている。選手全員が力を出 し切り、予選会からその存在感を見せ付けてほしい。
選手たちは例年通り、8月に桧原湖合宿、3週間にも及ぶ長期 の北海道合宿、9月下旬に菅平合宿の3回の合宿を行った。昨 年は駅伝に必要なスピードとスタミナの両方を同時につける練 習をしたが、このため体への負担が大きくなり、ケガを訴える 選手も少なくなかった。これにより「秋以降に走れなくなる選 手が多かった」(池邉主将・商4)ため、箱根駅伝予選会、箱 根駅伝は本来の実力からすれば不本意な結果となったと言えるかもしれない。
昨年の反省を生かし、今年はスピードとスタミナを分けて身に付 けるメニューをこなした。北海道合宿では長い距離を踏むこ とでスタミナを付け、菅平合宿ではタイムにこだわり、スピー ドを求めた。「目標を明確にすることで、落ち着いて練習に取 り組むことが出来た」(尾籠・文4)。目指す点を分けること で、チームは例年以上に落ち着いて練習を行うことができた。 選手にとって体に負担をかけすぎない練習方法はケガの不安を 払拭し、練習に集中できるという好環境を作ることもでき、「 精神的にも余裕が持てた」(村上・政経2)という。
現在、選手全員がベストの状況にあるとはいえない。しかし、 本学の目標は、あくまでも箱根駅伝。選手はみな口に出さずと も共通の“箱根駅伝出場”、そして今年こそ“シード権の獲得 ”という目標を見据えている。「今がどんな状況でも、本番で ベストの走りをすればいい」(岡本・政経4)。
今年は1年次から明治の名を背負ってきた4年生、昨年の1年 間で経験を積んだ2・3年生。そして松本(情コミ1)や安田 (情コミ1)など新戦力も加わった。経験豊かな上級生が下級 生を引っ張るという安定したチーム状況の中で、選手たちは大 きく成長を見せている。西駅伝監督も「昨年より実力は上がっ ている」と今年のチームに満足げな表情を見せる。上位通過を 実現できるだけの実力は確実に付いている。選手全員が力を出 し切り、予選会からその存在感を見せ付けてほしい。
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