王座奪還!30回目のV達成!!/関東学生秋季リーグ戦

1999.01.01
 9月14日~18日にわたって行われた秋季リーグ戦。本学は見事優勝を勝ち取り、リーグ戦通算30回目の優勝を達成した。
 初戦の相手は中大。エース水野(営2)が第1ゲームでまさかのストレート負けをするも、後に続いた日高(法3)、平屋(営3)、小野(商2)らがしっかりとカバーし、4-1。チーム力の高さがうかがえた。
 2日目の対駒大戦では第6ゲームまでもつれ込む苦しい展開の中、初戦で不調だった水野が勢いを取り戻し4ー2で勝利。
 3日目の対埼玉工大戦では日高が相手エース・阮を下し、4ー0。実力の違いを見せ付けた。
 波乱の展開となった4日目。順調に勝ち進んでいた第3ゲームで原の気迫に圧倒され、日高が敗北。そのまま専大の勢いにのまれ、2ー4でリーグ戦初の1敗を喫してしまった。
 そして優勝を懸けた注目の最終日。相手はもちろん強敵早大。この日、体育館は揺れに揺れた。第4ゲームまで両者一歩も譲らない攻防が続く。試合が動いたのは第5ゲーム。小野が意地で勝ち取った1勝が明治に波を引き寄せた。足立(法3)が時吉と接戦を繰り広げ敗れるも、石崎(政経2)が原田を大きく引き離す。得点するたびに応援席から沸き上がる歓声が決勝の舞台を彩っていた。そしてついに石崎が3ー0で原田を下し明治の優勝が確定。コートに紫紺のユニホームがなだれ込んだ。
 「みんなで優勝した。出場してる人、してない人関係なく、応援してくれた人も含め、みんなで勝ちとった優勝」(小野)。リーグ戦30回の優勝は学生卓球界初の金字塔。明大卓球部に新たな歴史が刻まれた瞬間だった。