(14)開幕/関東大学秋季リーグ戦

 ついに1年間でもっとも熱い季節がやってきた。関東一を決めるアイスホッケー秋季リーグが開幕! 関東1を決める今大会は、1次リーグ、2次リーグ、3次トーナメントと2ヶ月にも及ぶ長期戦。毎週に1回以上試合のあるこの大会を勝ち抜いていくには、選手に疲れを溜めさせないためのバランスの良い選手起用、そしてタフに戦えるかが重要になる。また今季からはルールも改正され、どれだけ早く新ルールに順応できるかも重要なポイントになる。

戦国時代


 今年の秋ももちろん、明治、東洋大、早大、法大の4強が中心となり大会が進むことは間違いない。春の関東インカレでは、法大がチーム全員で守るディフェンスで4年ぶりの優勝。今大会のプレ大会として行われた夏の交流戦では、昨年からの強力な主力メンバーがほぼ変わらない東洋大が優勝を勝ち取った。そして超大型ルーキーコンビが加入した早大は、夏合宿を終え、未知なる力を隠し持つ。 

 対する昨年の秋季リーグ覇者の明治は新体制で臨んだ春の関東インカレで、法大に惜しくも破れ3位。夏の交流戦でも合宿の成果を見せることができず、中大に破れ3位と春、夏続けて決勝にコマを進めることができなかった。 

 しかし、明治も負けてばかりはいられない。明治には日本代表経験のある実力派、DF菊池主将(政経4)や梁取(政経2)がゴール前を固め、カウンターを狙う。そしてフォワードにはスピードとテクニックを合わせもつ浅利(拓・政経4)や伊藤(政経4)。そして期待のルーキー達はこの夏で大きく実力を伸ばした。春と夏の優勝を逃した明治には、もう後がない。昨年の栄光、そして誇りをかけて、明治はこのリーグで逆襲を誓う!

▽10・8(日)12:30~ 中大戦 (DyDoドリンコアイスアリーナ)
 リーグ第2戦は中大。中大とは夏の交流戦準決勝で3-8と大差をつけられ敗戦。4強以外の敗北に、明治は屈辱を味わうこととなった。
夏の試合では、明治が反則し人数が少なくなっているところを続けざまに狙われてしまった。ステックでの妨害行為が厳しく規制される新ルールに順応できなかったことが最大の反省点である。中大は普通に戦えば難なく勝てる相手。落ち着いて戦いぜひ白星を勝ち取って欲しい。

★ スケジュール★
10月 8日(日)12:30~ 中大戦
   9日(月)17:30~ 東洋大戦
   16日(月)19:30~ 早大戦
   22日(日)17:00~ 東海大戦
   28日(土)14:00~ 専修戦
11月  1日(水)19:30~ 日大戦

※全てDyDoドリンコアイスアリーナ (最寄り駅:西武新宿線 東伏見)