不調の本学、個人戦で惨敗/矢野杯東日本学生個人選手権
前期最後の大会であったため、前期の総まとめとして臨んだ本大会。ここで一人ひとりが良い結果を出して、後期の大会へと弾みを付けたかったが、主力選手を中心に思うように勝ち上がることができずに後味の悪い結果となってしまった。
本大会で活躍が期待されていた吉田は1本取った後に立て続けに2本取られ、初戦で逆転負けを喫する。本藤、内山もそれぞれベスト8、ベスト16止まりと思うような成績を残せなかった。他の選手が敗北していく中、3位入賞を果たした尾川(政経2)は準決勝まで順調に勝ち進む。だが、準決勝で対戦した中大・夏山のプレッシャーに終始圧倒され、攻撃を満足に繰り出すことが出来ず敗北。「調子は悪くなかったが、夏山のプレッシャーは強かった。目標は3位入賞だったけど悔しい」(尾川)。
ライバル校の一つ、中大は段の部1、2位に輝き個人の強さが光っていたものの、本学は個人での弱さを露呈してしまった。「団体戦の方が、モチベーションが上がる。個人だと練習通りになってしまう」(尾川)。選手個人の力は中大に決して劣らない。本来の明治の実力はこんなものではない。今大会は結果を残せなかった1年生の台頭もそろそろ望まれる。後期では、前期で味わった悔しさを晴らしてくれるはずだ。
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