
春季リーグ戦いよいよ開幕/関東大学男子2部リーグ戦
春季リーグ戦いよいよ開幕/関東大学男子2部リーグ戦
リーグ前半は、昨季下位リーグだったチームを相手にするため、個々の力が十分に発揮できれば、確実に勝利を収めることができるだろう。しかし、初戦の学芸大は格下ながら毎試合フルセットにもつれ込んでいるだけに油断できない。リーグ前半では、気持ち良く勝って勢いに乗りたいところだ。
リーグ後半は、駒大、専大、そして元1部校の中央学大と強敵ぞろいなだけに本学の真価が問われる。特に中央学大は今大会の最有力候補とあって、この試合での結果が入替戦出場への分かれ目となるだろう。
高橋(純)主将(文4)率いる今年の明大バレー部は、昨年までとはチームカラーがまるで違う。昨年の4年生はセンター陣が中心となり、攻撃力と高さでチームを引っ張っていた。だが、彼らが抜けた今、明治には核となるセンターがいない。そこで今年は、「とにかく拾ってつないで、粘り勝ちを狙いにいく」(高橋(純)主将)。その言葉通り、チームは春先から守備力・機動力の強化に努めた。レシーブやブロックは、実践で通用するにはまだまだだが、着実に進化を遂げており、リーグ戦では十分期待が持てそうだ。
そんな本学のカギを握るのはセッター陣。足りない高さを補うには速い展開の中で攻撃しなければならない。スピードバレーを展開するためには、トスの丁寧さかつうまさが求められる。もはやセッターの動きが勝敗を分けるといっても過言ではない。
また、昨年は深町(政経3)が正セッターを務めたが、ほかの選手たちも徐々に台頭してきている。セッター陣のメンバー争いにも注目だ。
今季リーグ戦、「目標は1部昇格する」こと。チームカラーが一変した明大バレーがどこまで通用するか。4月14日、戦いの火ぶたが切って落とされる。
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