
中央学大、専大にも勝利!開幕6連勝!/関東大学秋季リーグ戦
<中央学大>
第1セット、開始早々ラリーが続き、粘りの強さを見せ付ける本学。しかし中央学大も負けずとボールを拾う。両学とも粘りの強さがうかがえたこのポイントは本学が制し、チームの雰囲気が一気に上がる。流れを引き寄せた本学は前半、勢いに乗り次々と攻撃を繰り出していく。しかし後半になると徐々に中央学大との点差が詰まってしまう。サーブミスも目立つようになり、追いつ追われつといった試合運びとなる。しかし終盤では渡辺(文2)のスパイクが連続で決まるなど勢いを取り戻し、本学が第一セットを制した。
第2セットは第1セットでの勢いのまま本学が制することとなるが、今ひとつ点差を開けなかった。続く第3セットは開始から藤田(政経2)のブロックが決まるなど、3連続ポイントを決めた本学。試合の流れを完全に引き寄せた本学は、中盤シーソーゲームとなるものの勢いを欠くことなく第3セットも制し、ストレート勝ちを収めた。
ここまで全勝の本学。各試合で露呈したレシーブ力や気持ち、プレッシャーに対する弱さといった課題も徐々に修正され、チームの士気も高まっている。「どんな試合でも受け身にならないことが大切」(高橋(純)主将)。決して受け身にならず、勢いあるプレーを見せる本学は今季リーグ戦、全勝を目指す。
[山本理紗]
<専大戦>
「第1セットがこの試合のポイントだった」(佐々木監督)。第1セット、今季中心となって戦ってきた渡辺(文2)が指をケガしてしまう。予想外の展開に、監督は決断した。「まだ万全ではない高橋(純)主将を起用するしかない」と。夏のブランクで調子が良くない高橋(純)主将だったが「1本目のスパイクがブロックされ、力んではいけないと思い直した。力を抜くことで良いプレーができた」高橋(純)主将。流れに乗った本学は第1セットをものにした。
前日の中央学大戦までの戦いで、リードしてからミスが目立って追いつかれがちという課題があがっていた。それを克服できたのが第2セットだろう。山田(営2)や関(文1)の攻撃が冴え、また深町(政経3)が精度の高いサーブを放ち専大を圧倒、9点差と相手を引き離し、第2セットを制した。
第3セットは、ところどころポイントを取られる場面もあったが、本学が目指す「拾ってつなぐバレー」が形になりはじめた。リベロの芳賀(営1)を中心に粘り強くボールに食らいついていく。そしてそれを深町が上げ、攻撃陣がスパイクを決める。春には見られなかった全員バレー、後半は高橋(純)主将の鋭いスパイクが次々と決まり危なげなく第3セットも制した。
廣本(商2)が主戦力として復帰するにはまだ時間が必要だ。しかし個々のモチベーションは春に比べ確実に高い。加えてこの1戦で高橋(純)主将が完全復活。「スパイクを打った後のフォローなど、気持ちが足りないところがある」(高橋(純)主将)、「このチームはまだまだやれる」(佐々木監督)とさらなる強さを求めて意気込んでいる。予選リーグ、残すは同じく全勝の国士大のみだ。
~次回対戦カード~
▽10・6(土)11時~ 第2試合 国士大戦 場所:駒大体育館
予選リーグ最終戦となる国士大戦。現在本学とともに負けなしの国士大を相手に、予選リーグ1位通過を懸けて挑む。春季リーグでの戦績は1勝1敗と互角であるため「やれることをやるだけ、ここまで来たら絶対勝つ」(山田)と、選手たちのモチベーションもこれまでになく上がっている。勝って勢いに乗り上位リーグへ望めるか、大事な一戦となる。
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