有終の美を飾れず/全国学生選手権
学生相撲の頂点を決める全国インカレが相撲の聖地、両国国技館で行われた。引退する4年生にとって最後で、最高の舞台であるこの大会でどこまで成績を伸ばせるのかに期待がかかったが、団体戦で10位と結果を出すことはできなかった。
1日目に行われた個人の部には東日本体重別選手権を2階級制覇した鈴木(政経4)、東日本インカレでベスト8まで進んだ安東主将(政経4)など5選手が出場した。しかし、2回戦までで三觜(政経3)以外の選手が敗退。その三觜も3回戦で敗れ、本学は決勝トーナメントに1人も進むことができなかった。
2日目は団体戦。BクラスからのスタートであったがBクラスで見事に優勝、強豪ひしめくAクラスへ駒を進めた。そしてAクラス強豪の日体大、近大から合わせて3勝を挙げて順調な滑り出しを見せた。しかし早大戦で思うように勝ち星を得ることができず、団体戦も決勝トーナメントに進めなかった。
4年生が中心となったインカレでも、よい成績を残せなかった。4年生が引退する今後、開いた穴を埋めるために3年生以下選手の部の立て直しが必要だ。
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