若いチームで優勝狙う/関東学生春季1部リーグ戦展望

1999.01.01
 12日から春シーズンの大きなヤマとなる、関東学生ソフトテニス1部リーグ戦が行われる。昨年は5位に終わった本学だが、今年は戦力が整い、準備は万端。久々の優勝を虎視眈々と狙っている。

 昨年は前衛のもろさからほつれが出た明治だったが、今年は強力な前衛ルーキー達が加入して磐石の体制だ。昨年のインカレ個人戦で3位に入った上嶋(政経2)が岩崎(営1)とペアを組み、絶対的なエースに君臨している。また、寒河江(農2)・鈴木(営1)組は個々のレベルが非常に高く、勝ちが計算できるペアに成長。その他には、校内戦で好調を維持している松本(商2)・坂東(商2)組などが顔を揃え、若いチームながら更なる実力派集団へと変貌を遂げた。

 課題となるのはシングルス。昨秋のリーグ戦ではこのシングルスが5戦全敗と足を引っ張ってしまった。しかし、今年は1年時からインカレにも出場している北(農3)を起用予定。シングルスは経験豊富な上級生に託された。

 この他にも雑賀主将(文4)を初めとして、三島(法3)、樫村(文3)、高橋(政経2)、西久保(商1)、柏田(文1)など、リーグ戦を経験している選手や、即戦力のルーキーが控えている。誰が出場しても、しっかりと穴を埋めることができるだろう。

 3月、雑賀主将は「まず春リーグ戦で勝って勢いを付けて、インカレへのステップにしたい」と話した。2ヶ月も前から照準を合わせていたこの関東学生リーグ戦。普段通りの力を出せれば、決して優勝は遠くないだろう。