遂に後期リーグ戦が始まった。本学は昨年２連敗している国士大を２－０で下 し、良いスタートを切った。

　立ち上がりは攻められる場面が多く、本学はなかなかシュートをすることがで きない。徐々に本学のボールをキープする時間が増えたものの、決定打が出ず、 両校無得点のまま前半は終了。後半に入り、試合は本学ペースになるも、 林(商２)のヘッドや橋本(政経２)のシュートは惜しくもゴールの枠を捉らえられなかった。そんな中、遂に後半22分、林が倒され得た絶好の位置からのＦＫ 。小川(商４)の足から放たれたボールは壁を越え、ゆっくりときれいな弧を描き ゴール左隅に吸い込まれた。貴重な先制点を挙げた本学。失点に奮起した国士大 に攻められ、あわやという場面も見られたが守り切る。そして後半44分、左コー ナーからの橋本の低く鋭いクロスに小川がヘッドで合わせゴール。後期リーグ開 幕戦を２-０と見事、白星で飾った。
　「後期初戦に勝てて素直に嬉しい。けれど課題はまだある」(小川)。ボールを 貰ったあとのパスの精度など、修正すべきところも見えた本学。次節は前期０－ １で敗れた学芸大との一戦だ。課題を克服し、前期の借りを返せるかに注目だ。