インカレ初戦を逆転勝利/全日本大学選手権
しかし、後半に入り試合は一変する。自分たちのリズムを取り戻した本学は、相手ゴールに向け波状攻撃を仕掛ける。だが相手キーパーの好セーブに阻まれあと少しが届かない。だが試合終了の迫った後半40分、斉藤(法3)に代わって入った末廣(営3)が値千金の同点ゴール。そしてその直後の43分、ゴール前の混戦から小川( 商4)が執念の逆転弾を放つ。これが決勝点となり、本学はインカレ初勝利を挙げた。残り5分での逆転劇は、今年のチームを象徴するものだった。
初戦での劇的勝利は選手たちの自信につながったはずだ。だが、まだ戦いは始まったばかり。「一つひとつを確実にやっていく」(金主将・文4)。中1日という強行日程だが、選手たちはコンディションを調え勢いそのままに第2戦へ臨む。
試合後のコメント
神川監督
「動きが硬かったね。広島経済大はしっかりしたチームだし、前半はだめだろうと予想してた。だけど何とかなるとも思ってました。良くて引き分けと思っていたけど、逆転できたのは勝てるチームだということ。今年を象徴する試合でしたね。結果には満足だから、もっと自分たちの良さを出せればいいね。今日のMVPはもちろん末廣」
金主将
「勝てたから良かったけど、初戦だったし動きが硬かった。ミスも多かったし。けど失点してなかったらこっちのペースにはもっていけたね。次はとにかく落ち着いて先走らずに、ワンプレーを確実に自分たちのものにして結果を出せるようにする」
小川選手
「最近(シュートを)外してたから決められて良かった。インカレは甘くないってわかったし、次の試合はもっと気を引き締めていきます」
末廣選手
「3年間やってきて、今回で結果を出せて良かった。あと出る機会があまりなかったけど、チームに貢献できたことも良かったです。次もたぶんサブだと思うけど、チームのために全力を出していきます」
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