決勝トーナメント進出決定/全日本大学選手権
2戦全勝で迎えたグループリーグ最終試合。引き分け以上なら決勝トーナメント進 出が決まる。本学は今年の総理大臣杯を制した立命大相手に健闘し、1-1の引き分け。結果、見事グループリーグを突破した。
試合開始から両校は一進一退の攻防を見せる。山本(法4)が気合いの入ったプレー で相手ゴールに襲い掛かるが、なかなか得点まで届かない。そんな中、試合が動いた のは前半26分。本学はフリーキックのチャンスを得る。森(営4)が蹴ったそのボール を林(商2)が頭で決め先制する。その後も本学は追加点を狙いにいくが決めきれず1 -0で前半終了。後半立ち上がり、立命大は攻めに入る。そして後半6分、相手選手 にうまく抜かれ痛恨の失点。試合は振り出しに戻ってしまう。しかし本学はあきらめ ず、コーナーキックから何度もチャンスを作る。だが、なかなか決められない。小川 (商4)が放ったシュートもわずかバーの上。最後まで攻めるも決定力を欠き、試合は 1-1で終了した。
強豪・立命大相手に惜しい引き分け。しかし本学は2勝1分でDグループ2位、各ブロック2位中の1位となった。決勝トーナメント進出を決め、2007年までサッカーをするという本学の目標は達成された。「次の目標は決勝に進むこと。一つひとつ勝ちをもぎとっていきたい」(神川監督)。次戦は1月7日、関大戦だ。金主将(文4)が累積警告で出場停止と不安はある。しかし、それは同時に本学の底力の見せ所ということ。チーム一丸となって臨めば必ず結果はついてくる。
試合後のコメント
神川監督
「(総理大臣杯の)チャンピオンチームに負けなくて良かった。引き分けたらいけるというのはわかっていましたが、それを当てにしてはいけないと思っていました。決勝トーナメントはどういう順位で上がろうとスキル、レベルが高く強いとこばかりなので、チャレンジャー精神でやっていきます。セットプレーを大事にしたり、少ないチャンスをものにしたいです。PKでも何でもいいので勝ちをもぎとって、しがみついてでも国立へいきます」
小川選手
「みんなの『2007年までサッカーをする』という最低限の目標が達成できて良かった。関大には夏に引き分けているので絶対に勝てるようにします。キャプテンはずっとチームを支えてくれていたので、その穴を埋められるようにまずは4年が中心に、チーム一丸となってやっていきます」
山本選手
「(決勝トーナメント進出を決めて)最高です。必ず優勝します。次は大慶がいないからまず副キャプテンの俺らがしっかりして、『大慶がいなくてもできるじゃん』くらいにやらなきゃいけない」
赤川(営4)選手
「全員が大慶の気持ちになれば必ず勝てます!」
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