駒大の守備を崩せず0―1で今季初黒星/関東大学リーグ戦

1999.01.01
 前節は雷雨のために無効試合となった本学。気持ちを新たに今節に臨んだ。駒大相手に一歩も譲らないプレーを見せるも、後半失点し0―1で敗北。昨年から続いていたリーグ戦無敗記録は16試合目にして途切れることとなった。

 立ち上がりから両チームともに奮闘を見せ試合は均衡状態が続く。本学はなかなかゴール前へボールを運ぶことができない。橋本(政経3)がミドルシュートを打つも枠を外れ、0-0のまま前半を終える。

 後半が開始し本学の攻撃が期待される中、2分にゴールライン手前でFKを与えてしまい、それを直接決められ先制点を許す。なんとしても得点がほしい本学は果敢な攻め上がりを見せる。30分過ぎに橋本がゴールを狙ってけったFKはわずかに枠を外れてしまう。その後も本学はなかなかチャンスをつくることができない。逆にDFが重なったスキをつかれピンチを迎える場面もあったが、これはGK関(法4)がスーパーセーブ。DF陣が活躍を見せるも、思うように自分たちの攻めのリズムをつくることができず、0-1で試合を終えた。

 今季初黒星を喫してしまったが、「(失点は)FKだったので仕方がない。試合自体は悪くなかった」(石井主将・文4)と、選手たちは既に前を見据えている。「攻撃が思うように組み立てられなかった」(神川監督)ことは課題だが、FKでの失点後に追加点を与えなかったことは選手たちの自信につながる。次節は中二日で早大戦。いかにコンディションを整えて試合に臨むかがカギとなる。  

試合後のコメント
神川監督
「良い試合をしていたのに、結果が残念。負けたけど悲観するような内容じゃない。連敗しないことが大事。切り替えて、次の試合までに自分たちのサッカーを取り戻したい」。

石井主将
「駒大は戦う気持ちの強いチーム。でもそのチームに負けないくらい、自分たちも試合に対する意識が高かった。その点は次へも生かしたい。次節はもっとゴールへ向かう意識を高めて、シュート数を増やしたいです」。

長友選手(政経3)
「相手のプレッシャーが早くてすぐつぶされてしまった。シュートも1本しか打てなかったし、次節からはシュートにつなげられるようにしていかなければいけない」。