先制するも尚美学園大学U―22にまさかの逆転負け/Iリーグ

1999.01.01
 勝ち点12で迎えたこの試合。ホーム八幡山グラウンドで10位の尚美学園大学U―22を迎え打ったが、結果は後半に得点を許し2―3で悔しい逆転負けとなった。

 前半、開始わずか5分で試合が動く。野澤(政経3)が右サイドからクロスをあげると、待ち構えていた古本(政経2)がボレーシュート。本学は貴重な先制点を得た。その後は均衡した展開が続いたものの、34分には小野沢(営4)が左サイドからドリブルで持ち込み、そのままシュートを打つ。ボールはゴール右に突き刺さり、2点目を得る。前半はこのまま本学の2点リードで終了した。

 迎えた後半、開始から均衡した展開が続く。本学はパスをつなぎチャンスをうかがうが、なかなか追加点を得られない。金森(法1)のシュートは惜しくもサイドネットを揺らすなど決め切れない時間帯が続くと、次第にペースは相手のものとなる。20分、一瞬のスキを突かれて相手がDFの裏に抜け出すと、そのままシュートを打たれ1点目を許してしまう。さらに自陣でのパスを奪われると、33分には2点目を決められる。同点に追いつかれた本学は、フリーキックなどから勝ち越しを狙うも1点が遠い。本学は36分にもゴール前の混戦から3点目を与え、2―3で敗北を喫した。

 試合を終え、まさかの逆転負けを喫した本学の選手たちは肩を落とした。またグラウンドの外で、メンバーたちが円になり話し合う姿も見られた。次の専大戦は9月1日に迫っている。選手たちには今日の反省を生かし、気持ちを切り換えることが求められている。