1点守りきり、青学大に勝利/関東大学リーグ戦

1999.01.01
 後期リーグ初戦。猛暑の中、青学大の猛攻を受ける場面も見られたが、前半33分橋本(政経3)のアシストで林(商3)が先制ゴール。この1点を守りきり本学は勝利を収め、今後のリーグ戦に弾みをつけた。

 立ち上がりは青学大の攻撃が優勢であったが、本学DFはしっかりと役割を果たし、相手に決定的なチャンスをつくらせない。本学もセットプレーやカウンターからシュートに持ち込むも決め切れない状態が続く。ゲームが動いたのは前半33分。橋本のCKにニアの林が反応し見事シュートを決めた。根本(農4)の突破からCKのチャンスをつくり出し、得点を狙う本学の攻撃パターンだ。今日の試合で必ず得点すると意気込んでいた林は本日8日が誕生日。見事シュートを決めた後もパフォーマンスを見せるなどチームのムードを高める。

 迎えた後半。本学は徐々にペースをつかみ出す。坪内(営3)の中央突破や藤田(法3)がサイドチェンジし右サイド長友を生かした攻撃など、ピッチ全体を使った攻撃が見られた。17分には坪内、根元とパスをつなぎゴール前、林に決定的なアシストをするもゴールならず、前半から通して決定力不足が目立つ。29分青学大も負けじとサイドや中央突破などで1点を奪おうと試みるも、本学は得点を許さない。後半も終盤に差し掛かると暑さからか両チームに疲れの色が見えはじめる。しかし、本学はFWを交代するなど最後まで攻撃の手を緩めない。冷やっとさせられる場面も何度かありはしたが、なんとか1点を守りきり青学大から勝利を収めた。

 猛暑の中行われたこの試合。本学は青学大を1ー0で下し、良い形で後期リーグ戦のスタートをきった。しかし、スタミナ面や決定力不足と課題も見つかる。次節では今回見えた課題を修正して試合に挑んでほしい。また、天皇杯本戦も控えている本学。1つ1つ着実にレベルアップし、成長し続ける彼らから目が離せない。

試合後のコメント
神川監督
「青学に対して失点しなかったところが良かった。次節まで間があるから走り込みなどでスタミナ面をもう一度強化したい」。

石井主将(営4)
「とにかく勝てて良かった。しかし決定力不足が目立ったからそこを修正したい」。


「自分でも絶対決めてやると思っていたから、ゴールできて良かった。決定的なところでミスがあったからしっかりゴールできるようにしたい」。