強豪早大を見事下す/関東大学リーグ戦
前半から本学は果敢にゴールを狙う。5分には左サイド橋本からゴール前の林に早いパスをつなぎシュート。早々に1点目を獲得する。また、橋本のコーナーキックから藤田(法3)がオーバーヘッドでシュートするも枠をとらえきれない惜しいシーンも見られる。しかし、徐々に流れは相手ペースに。ロングボールからDFの裏を抜けられたり、ペナルティーエリア付近でフリーキックを獲得されるなど本学はピンチを迎える。だが、GK関(法4)のナイスセーブでなんとかしのぎ、前半を1-0で折り返す。
迎えた後半戦。橋本を中心に選手の個人技が光るプレーからチャンスが生まれる。小林(政経1)がゴール前にボールを上げ、林がヘディングでシュートするもキーパー正面。また、橋本から林への絶妙なパスから根本(農4)へとつなぎゴール前にセンタリングするもキーパーがキャッチする。だが、22分には相手のフリーキックからボールをつめられ、同点ゴールを決められてしまう。しかし、36 分橋本の左足から放たれたシュートが決まる。その後立て続けに林がロングボールをうまく処理し、ゴールを決めダメ押しの3点目を獲得。終始攻撃の手を緩めず、攻め続けた本学は見事早大に3-1で勝利し、7日の天皇杯3回戦に弾みを付けた。
この結果本学はチームとして3位、また林は暫定ではあるが得点王となった。天皇杯2回戦のソニー仙台FC戦以降「チーム内に見えない自信が生まれ」(林)、プレーでもそのことが見てとれる。ピッチ全体をがむしゃらに走り回り、必死にプレーをする選手は一人一人が輝いて見えた。一戦一戦重ねるごとにまた一回り成長してゆく彼ら。天皇杯3回戦では「胸を借りるつもりで頑張りたい」(林)、「思いっ切りやる」(橋本)選手たちの活躍に期待したい。
☆試合後のコメント☆
・神川監督
「正直、できすぎだと思う。本当に勝てて良かった」。
・石井主将(営4)
「勝てて良かった。少し攻撃が雑になってしまったところは残念だった」。
・林
「今回2点決めたことで得点ランク首位(タイ)になれて本当に嬉しい。負けられない一戦だったから勝ててよかった」。
・橋本
「強豪早大に対して先制したことは大きかった。同点に追いつかれてもう無理かと思ったけど、周りがあきらめてなくてそれに励まされた」。
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