走高跳・岡田、4連覇で初の関カレへ/東京六大学対校選手権

1999.01.01
 トラックシーズンがついに幕を開けた。天候にも恵まれる中、トラック競技とフィールド競技の計16種目が行われた。走高跳の岡田(商4)が優勝するも、総合としては4位とふがいない結果に終わった。

 長距離では、安田(情コミ2)と松本(昂・情コミ2)が5000mに出場。序盤は二人が集団を引っ張っていたものの、後半ペースが落ち、終わってみれば安田が6位、松本(昂)が10位と入賞を逃した。また1500mでは谷口(商1)が初出場し、前半から積極的なレースを展開。5位と手応えをつかんだ。
 短距離では、400m決勝に岩橋(文2)が出場した。予選から順調に駒を進め、決勝ではラストスパートで粘り、6位という成績を収めた。
そしてフィールド競技では走高跳の岡田が2m05で優勝し、4連覇という快挙を成し遂げた。それによりフィールド競技の優秀選手賞を獲得。また、標準記録2m05をクリアしたため、4年目にして初めて関東インカレへの出場が決定した。「就職活動であまり練習できなかったのに、優勝することができて今日は合格点。次は関東インカレで(全日本インカレ標準記録の)2m10を目指す」(岡田)と次なる勝負に闘志を燃やす。

 今大会、長距離は故障者も多かったために全体的に成績が振るわず、不安材料が残ってしまった。5月には関東インカレが迫っている。気持ちを切り替え、万全な状態で臨みたい。