東海大を個々で圧勝!/オープン戦

1999.01.01
 先週の帝京大戦で大敗し、もうあとがない明治。昨年からこれまで、連敗している東海大戦は、「個々で勝負を仕掛けて」(武田・営2)戦った。

 初盤、明治側のミスが目立ち先制点を献上してしまう。その後もなかなかペースをつかむことができず、思うように動けない試合が続いた。だが一度明治がリズムにのると、FWの活躍が目立ち、立て続けにトライを奪う。結果的には53対19と、圧勝とまではいかないが、帝京戦での課題は克服できた。

 次は一週間後にひかえた、昨年の王者、関東学院との試合。その先の早稲田に勝つためにはこの試合は絶対に負けられない。明治ラグビーの本当の強さが発揮できれば、「勝てない相手ではない」(川俣・政経4)だろう。昨年作り上げたFWをどこまで生かせるかが勝負のカギとなる。

~監督・選手のコメント~
藤田ヘッドコーチ

「チーム目標である『圧倒』がAチームとCチームはできていたが、Bチームができていなかった。チーム全体がクリアしないといけない。精神面でまだまだだったが猛特訓することでメンタルは強くなるはず。これからが勝負」。

山口コーチ
「先週の帝京戦の2倍くらい今日は個で勝てていた。あとは最後まで絶対に出し切るんだという気持ちを改善すれば、勝てる」。

雨宮(商4)
「出だしが悪くて、始めから思い切りがなかった。だが試合がすすむにつれて1週間やりつづけたスクラムとか、練習の成果が現れてよかった」。

川俣
「先週とは全く別物のような試合だった。今は技術よりも、気持ちを重視している」。