東野、初の表彰台でポイント奪取/関東インカレ

1999.01.01
 関東インカレ1部校の明治。今年も短距離、長距離、競歩の3部門力を合わせて1部残留を目指す。
 初日、5000m決勝では松本(昂)は序盤トップに立ち集団を引っ張るも、終盤ペースが落ち27位。また、800m、4×100mRでは予選の壁を越えられず、初日、ポイント獲得はならなかった。
 しかし、迎えた2日目、ハーフマラソンで東野が大健闘した。スタートから安定した走りで好位置をキープ。終盤、激しく2位を争う集団から抜け出した東野はラスト1周で他の選手を振りきり、そのままゴールした。結果、メクボ・モグス(山梨学大)に次ぐ2位。日本人としては1位という輝かしい成績を飾り、自身初の表彰台に上った。

 さらに、走高跳では関東インカレで過去2回の入賞経験のある岡田が8位入賞と健闘した。「少しでも貢献しようと思った。自分の代で(2部へ)落とすことはできないから」(岡田)、と気持ちを込めたジャンプで2m00をクリア。目標の2m10には届かなかったものの、最上級生の意地を見せ0.33ポイントを獲得した。

 2日目終了時点で、現在の明治の獲得ポイントは7.33。東野、岡田の両名の活躍で1部残留へ向け一歩前進した。
 来週は、上位入賞に期待が懸かる1万m競歩、1万mがある。1部残留、そして上位入賞を目指す競走部の活躍に期待したい。