夏のモチベーションを切らさず、明立戦勝利 /明立対抗戦

1999.01.01
夏のモチベーションを切らさず、明立戦勝利 /明立対抗戦
今年も明立対抗戦が、町田市立競技場で行われた。北海道での合宿後間もない試合で、疲労や調整不足もあったが、本学は危なげなく立大に勝利した。

箱根予選会へ

 箱根予選会メンバー入りが濃厚な選手3人が出場した5000mでは、「合宿の疲労もあるのでこんなもの。練習の一環のつもりで走った」(東野)と、記録はまずまずながらもしっかり走り切り、対抗戦勝利に貢献。「これから調子を上げていき、ベストな状態で予選会に臨みたい」(東野)。
 また短距離ブロックは活躍を見せ、スウェーデンリレーでは、大会記録を更新しての優勝でスタンドを沸かせた。
今大会は短距離と長距離が力を合わせ、競走部全体として、同じ方向性で戦いきれた「試合には意味がある。今日は明治として勝つことが1番大事」(遠藤監督)。遠藤監督が考えるように、立大という相手がいる中で、全員が「勝ちたい」という気持ちで競技、応援をしていた。特に短距離ブロックは活躍。スウェーデンリレーでは、大会記録を更新しての優勝で明治の応援席を沸かせた。
 そんな中長距離は「(夏合宿から)伸びているやつは伸びている」(遠藤監督)と、箱根を見据えモチベーションが上がってきている選手は多い。予選会まであと1か月。明治ファンの大きな期待に応えるべく、彼らは走りだしている。

☆記者メモ
 今大会には、本誌記者競走部担当である奥野(情コミ1)、川崎(政経1)の二人が取材に。町田市野津田町にある陸上競技場へは電車とバスで向かった。町田駅からバスに揺られ約30分、終点である野津田車庫というバス停で降りる。しかし、競技場らしき施設は見当たらない。バス停の近くの観光センターで道を聞いて、二人は歩きだした。この先に競技場なんてあるのかと思うくらいの山道を、10分ほど歩いてやっと競技場へたどり着く。強い日差しと暑さもあって、二人はくたくた。明スポ経験値は確実に上がった。  
 明スポはどんなところにも行きます。競走部が勝ってくれたので、大変な思いをして取材に行った甲斐がありました。