さらなる若手の成長を/全日本学生選手権
さらなる若手の成長を/全日本学生選手権
「今日は男子がイマイチだったなぁ」(内木監督)。こう話すように、今大会は男子の成績が奮わない。ただ、そんな中にも収穫はあった。男子タンデムスプリントで鈴木(法1)、神(政経1)の1年生コンビが会心の走りを見せ、5位に入賞。「練習以上の力が出せた。早大にも勝てたし、本当に嬉しい。」(鈴木)と、ライバルを破っての好成績に素直に喜びの表情を見せていた。 女子では篠崎が女子スプリントで優勝。今大会の前日に行われた日韓対抗戦から3日連続の出場は彼女だけ。疲れは残っていた。「正直、限界にきてたけれど頑張れてよかった」(篠崎)。多少の不利など、今の篠崎にとって問題ではない。12 月にドーハで行われるアジア大会に向けて、女王の勢いはますます加速していくばかりだ。
全体としての成績は良くなかったものの、今回は若手選手の成長が感じられる部分もあった。まだまだ発展途上の選手は多い。彼らが、これからもっと面白いレースを見せてくれることを期待したい。
関連記事
RELATED ENTRIES