石井寛子(文4)、アジア女王に!/アジアカップ

1999.01.01
石井寛子(文4)、アジア女王に!/アジアカップ
 男子にとっては北京五輪への通過点というほどレベルの高い本大会。世界やアジアを舞台に活躍する、中国人、韓国人の猛者たちとの戦いとなった。そんな中石井は、見事女子ケイリンで優勝を飾った。

 短距離も長距離も好きだという石井が、中でも一番力を入れているのは実はポイントレース。大会前は長距離練習やインターバルなどポイントレースのための練習をしていた。しかしアジアカップで出場することになった種目はケイリンだった。「ポイントレースを走れなかった悔しさをすべてケイリンにぶつけた」「ケイリンでも優勝はねらっていた」(石井)。何が起きても全力で臨む姿勢が功を奏したのだろう。

 「今までの優勝の中で一番うれしかった」(石井)ゴールした瞬間思わずガッツポーズが出た。試合が終わってからも女子の日本選抜合宿であるナショナルロード合宿に参加している。絶えることのない向上心にまだまだ活躍が期待される。