ライバル慶大に敗北／関東大学２部リーグ戦

　リーグ戦最終戦。両校負けなしで実質、リーグ優勝を懸けて争われた慶大戦。シングルス３－３、ダブルス１－２の計４－５で惜しくもリーグ優勝を逃してしまった。この結果２部２位通過となり、入れ替え戦へと駒を進めた。
　「ダブルスで負けたのが敗因」（丸山監督）。シングルスはメンバーが固まっているものの、ダブルスでは山本主将・尾崎組を除き、試行錯誤が続いている。実力で勝てる選手は揃っている。後はその選手達をどう生かし、ダブルスで勝つことが、次の入れ替え戦で勝利を掴む鍵となる。
　試合が終わり、一度は静まったコートから再び音が聞こえる。敗戦を味わった彼らがラリーを続けていた。試合に出た者、出なかった者関係なくコートにいる。「１部昇格は最後の目標」（山本主将）。その思いは部員全員で共有しているはず。10月14日、運命の入替戦で、その積み重ねてきた努力を勝利に変えられるだろう。