悲願の夢かなわず／関東大学リーグ１部２部入替戦

　リーグ戦を順調に勝ち進めてきた本学。最終戦の慶大に惜しくも敗れ、２部２位通過で入替戦に駒を進めた。決戦当日、選手達は今まで見たことのないような気合いで満ち溢れていた。２年連続、あと少しのところで１部昇格を逃していることもあり今回は絶対に負けられない試合だった。
　ダブルスでは、金城(法２)・長島(農２)組が攻めのプレーで勝利。山本主将(商４)・尾崎(営３)組も粘り強いプレーを見せたが僅差で敗れ結果、ダブルスは１－２で負け越してしまった。気持ちを切り替えて挑んだシングルスでは、山本主将が足の故障を抱えながらも奮闘して勝利したが、３－３と勝ち越せず合計４－５で２部残留が決定した。
　試合後、涙を流しながら悔しがる選手達。中でも１部昇格だけを夢見てきた４年生はほかのどの学年の選手よりもショックを隠せない様子だった。「本当に悔しい。来年は絶対１部昇格してほしい」(濱・文４)。そして、来年も２部で戦うことになった部員達は「明日から準備を始めて、来年は絶対に１部昇格する」(長島)と決意を新たにしていた。この雪辱を、来年こそは晴らしてほしい。