14名がインカレへ!/東京学生体重別選手権

1999.01.01
 10月14、15日に行われる第25回全日本学生柔道選手権大会の出場権を懸けて争う今大会。81㎏級・花本、100㎏級・山本の2人が優勝し、60㎏級・鈴木、66㎏級・宮田が準優勝と輝かしい結果を残した。さらに3位入賞した66㎏級・野田をはじめとし、計12人がインカレへ駒を進めた。全階級、同時に始まった決勝戦では4名が熱い戦いを繰り広げた。

 決勝戦、開始間もなく畳から大きな音が響き渡り、会場が沸く。花本が、わずか14秒で鮮やかに一本勝ちした。それを追うかのように山本が一本を決め、圧倒的な強さを見せつけた。

 鈴木と宮田はポイントを取れないながらも、一進一退で攻防を続ける。優勝は逃したものの、価値ある戦いぶりを見せた。
 体重別で強さを表した明大柔道部。予選である今大会を免除された海老沼と田中(誠)の2人を合わせた計14人がインカレ出場を決め、昨年の10人を上回ることになった。今回はあくまでも前哨戦だが、明治の「真」の強さを表せる日が近いことを示唆させる。