明治不在の表彰台/全日本ジュニア体重別選手権
19歳以下の選手で戦われる全日本ジュニア。大学柔道で勝ち抜くための登竜門といえる今大会に、明治からは4名が出場。しかし、予想外の入賞者0名という結果に終わった。
前年度優勝者の鈴木や優勝候補と言われた西岡に、普段の勢いはなかった。部員の必死の応援むなしく、両者共3回戦で格下の高校生に敗北。「大学生が高校生に負けてしまうことはよくある。勝ちたいという気持ちが足りないからだ」(園田コーチ)。
暗雲が漂う中、続く松岡(裕)、清水が奮戦するも、結果はついてこない。「プレッシャーをとても感じた」(松岡・裕)。上を目指すにつれ、大きくなっていく重圧。この重圧をはね返さない限り、次なる階段を上がることはできない。
精神面の弱さを露呈した本大会。まだ若い彼らにとって、この大敗の経験が貴重なターニングポイントになるのだろうか。「負けはしたものの、伸びているのを実感している。勝算が見えてきた」(清水)。結果をどう受け止め、どう行動するかが今後の重要な課題となるだろう。
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