まさかの結末・・・勝利の女神に見放された竹中/国民体育大会
明治からの出場選手は3名。国体予選を1位で通過した櫻井(法3)、木谷(法2)。そして、どんな大会でも上位入賞をする程の実力者、竹中(営3) 。優勝も期待されていた3名であったが、思わぬ結果が待ち受けていた。
ライトフライ級の木谷は、相手におされ準々決勝でRSC負け。昨年の成績3位を超えるどころか、入賞すら出来なかった。
フェザー級の櫻井も攻撃の手が出せず、自分のボクシングをできずに2回戦で姿を消した。
同じくフェザー級の竹中は、準決勝まで駒を進めた。対戦相手は昨年の国体チャンピオン・笹原(法大)。しかし、竹中も負けてはいなかった。持ち前のスピードと体裁きで、チャンピオン相手に激しい乱打戦を繰り広げた。両者五分。勝敗は3ラウンド目に持ち越された。
竹中が相手のボディーに立て続けに攻撃を加え、着実にポイントを稼いだ。このまま勝敗は判定に委ねられる・・・そう誰もが思っていた矢先、勝負はあっけなく決まってしまった。レフリーが竹中にストップをかけ、まさかのRSC負け。
「いい勝負だと思った」竹中本人を含め、試合を観戦していた監督やコーチすらも納得のいかない結果だった。今回は残念な結果に終わってしまったものの、これに腐らず前に進んでいって欲しい。次こそは、きっと勝利の女神も微笑んでくれるはずだ。
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