最初に登場した木谷(法３)は立ち上がりこそ安定していなかったものの、徐々にペースをつかみ始めると２度のダウンを奪い、３ラウンドＲＳＣ勝ちを収めた。続く笹沼(法３)は相手にペースを握られ、セコンドからの「いつも通りに」の声も届かず敗北。しかし、いまだ負け無しのルーキー、鈴木(文１)が的確なストレートで勝利を呼び込んだ。４番目に登場は竹中主将(営４)。対するランキング４位の強豪・清水は昨年勝てなかった相手だけに、リベンジを果たしたいところだった。しかし、竹中主将は中盤から足が止まり始め、最終的には大きなポイント差で無念の敗北を喫した。次の櫻井(法４)も敗れ、もう後がない状況で登場したのは坂田(情コミ２)。試合は互角だったが、粘りを見せわずかにポイントで競り勝ち、７戦目へつなげた。そして運命の最終戦。チームの希望を一身に託された中島(政経４)は有効打を決められ判定負けを喫し、本学はあと一歩及ばず涙をのんだ。

　今回の敗戦で駒大の優勝が決定。本学が今季１部に昇格する可能性はなくなった。しかし、本学にはあと２試合が残されている。この敗戦にめげることなく、しっかりとした戦いをして、来季へつながるものにしてほしい。